3月23、24日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan（アニメジャパン） 2024」の毎年恒例の投票企画「アニメ化してほしいマンガランキング2024」の結果が3月22日に発表され、仲曽良ハミさんのコミックエッセー「しなのんちのいくる」が第1位を獲得したことが分かった。前回の第6回は住吉九さんの「ハイパーインフレーション」、第5回はぽむさんの「先輩はおとこのこ」、第4回は桜井のりおさんの「僕の心のヤバイやつ」、第3回はオダトモヒトさんの「古見さんは、コミュ症です。」、第2回は森下真さんの「Im～イム～」、第1回は井上佐藤さんの「10DANCE」が第1位に選ばれた。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「しなのんちのいくる」は、仲曽良さんがブログで連載中のコミックエッセー。ヤンチャ少年・いくると、その姉で怒ると怖いけど実は弟思いのしなのの姉弟を中心に、昭和後期から平成初期の日常を描いている。駄菓子屋、少年ジャンプ、秘密基地、BB弾、ラジコン、ミニ四駆といった“昭和あるある”が人気を集めている。コミックスがKADOKAWAから発売されている。

　作者の仲曽良さんは「ノミネートされただけでもうれしかったのにまさかの1位！　うれしすぎて夢かと思いました！　投票してくださった読者の皆様本当にありがとうございます！　今後も面白くて懐かしいマンガを描き続けます！　そして作者の僕からも言わせてください！　『しなのんちのいくる』はアニメになったら絶対面白いと思います！　まだの方はぜひマンガから読んでみてください！」とコメントを寄せている。

　「アニメ化してほしいマンガランキング」は、これまでコミックスとして販売、または連載中で、アニメ化されていない作品が対象。第7回となる今回は、一般公募により選定されたノミネート50作品の中から「アニメ化してほしいマンガ」を投票。2月1日～3月4日に投票を受け付け、総投票数は10万3473票となった。

　アニメジャパンは、2014年から開催されているイベントで、今年はパブリックデーが3月23、24日に東京ビッグサイトで開催。ビジネスデーは東京ドームシティ プリズムホール（東京都文京区）で3月25、26日に開催される。

　◇「アニメ化してほしいマンガランキング2024」トップ10（敬称略）

　第1位　「しなのんちのいくる」（仲曽良ハミ）
　第2位　「小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」（えむふじん）
　第3位　「RAB（リアルアキバボーイズ）の日常描いてみた」（マロン）
　第4位　「恋する（おとめ）の作り方」（万丈梓）
　第5位　「みにくい遊郭の子」（狩谷成）
　第6位　「きたない君がいちばんかわいい」（まにお）
　第7位　「カグラバチ」（外薗健）
　第8位　「君と綴るうたかた」（ゆあま）
　第9位　「幼稚園WARS」（千葉侑生）
　第10位　「PSYREN－サイレン－」（岩代俊明）

　（C）Hami Nakasora（C）M-fujin（C）マロン（リアルアキバボーイズ）／ライブコミックス（C）万丈梓／一迅社（C）狩谷成／COMICSMART INC.（C）まにお／一迅社（C）外薗健／集英社（C）ゆあま／一迅社（C）千葉侑生／集英社（C）岩代俊明/集英社