虎に翼:【登場人物紹介】ヒロイン寅子とすぐ打ち解ける“留学生”崔香淑 “ゼニガメ顔”ハ・ヨンスが初の朝ドラ

4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」でハ・ヨンスさん演じる崔香淑 (C)NHK
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4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」でハ・ヨンスさん演じる崔香淑 (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演で、4月1日にスタートする2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんの人生をモデルとしたオリジナルストーリーで、主人公(猪爪寅子、伊藤さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、極上のリーガルエンターテインメントだ。放送開始まであと5日。ここでは、ハ・ヨンスさん演じる崔香淑を紹介する。

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 ◇法律を学んだ兄の勧めで明律大学女子部に進学

 崔香淑は、ヒロイン寅子が通う明律大学の同級生。朝鮮半島からの留学生で、法律を学んだ兄の勧めで明律大学女子部に進学した。日本語が堪能で、寅子たちともすぐに打ち解ける。

 崔香淑役のハ・ヨンスさんは1990年10月10日生まれ、韓国釜山出身。2013年に映画「恋愛の温度」でデビューし、韓国でドラマや映画に多数出演。フジテレビ系“月9”ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の韓国版リメーク「リッチマン」ではヒロイン役を務めた。

 「ポケットモンスター」のキャラクター・ゼニガメに似た愛嬌(あいきょう)のあるルックスから「ゼニガメ顔」とも言われている。現在は日本に活動の場を移していて、「虎に翼」で朝ドラ初出演。

 ◇28年ぶりの“法律もの”朝ドラ 基本情報をおさらい!

 ドラマの脚本は、“チェリまほ”の愛称で親しまれた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)や「よるドラ『恋せぬふたり』」(NHK)などを手掛けた吉田恵里香さん。テレビドラマに限らず、映画、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開し、「恋せぬふたり」では第40回向田邦子賞を受賞している。

 音楽を、映画「くれなずめ」や連続ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK)などで知られる森優太さんが担当。またシンガー・ソングライターの米津玄師さんが、書き下ろしの主題歌「さよーならまたいつか!」、朝ドラヒロインの経験もある俳優の尾野真千子さんが、語りでドラマに彩りを加える。

 なお、朝ドラで“法律もの”をやるのは、1996年度前期の「ひまわり」以来、28年ぶりとなる。

 ドラマは4月1日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。

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