渡部篤郎:「ゲームの名は誘拐」に出演 “狂言誘拐犯”亀梨和也&見上愛を翻弄する“最恐の敵”に 特報映像も公開

「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のビジュアル=WOWOW提供
1 / 3
「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のビジュアル=WOWOW提供

 俳優の渡部篤郎さんが、亀梨和也さん主演で6月9日からWOWOWで放送・配信される「連続ドラマW 東野圭吾ゲームの名は誘拐』」に出演することが4月12日、明らかになった。渡部さんは、“誘拐犯”の佐久間駿介(亀梨さん)と共に狂言誘拐を企てる“共犯者”の葛城樹理(見上愛さん)の父親で、2人を翻弄する“最恐の敵”となる葛城勝俊役を演じる。併せて、特報映像も公開された。

ウナギノボリ

 渡部さんがWOWOWの作品に出演するのは、2022年の「連続ドラマW だから殺せなかった」以来約2年半ぶり。今作で15作目となる。

 ドラマは東野さんの同名小説(光文社文庫、2002年)が原作。渡部さん演じる葛城勝俊は、広告プランナーの佐久間にとってクライアントの大手自動車メーカー「日星自動車」副社長。会長の息子だが決して七光りではなく、海外でマーケティングを習得した百戦錬磨のやり手だ。

 葛城は、佐久間が打ち立てた宣伝プランを「短絡的」と全否定し、プロジェクトリーダーから突然降板させたことで、佐久間から壮絶な恨みを買うことになる。自身の娘である樹理と佐久間が狂言誘拐を企てると、スリリングな駆け引きを展開。佐久間が仕掛けた完璧だったはずの“誘拐ゲーム”の歯車を狂わせるキーマンとなる。

 渡部さんは「2002年の刊行から時を経て、名作となった小説のドラマ化に参加させていただいたことにうれしく、感謝しています」とコメント。主人公の前に立ちはだかる役を演じることについて「主人公の敵は、強敵でなければならないと言う強い思いを持ち、撮影に挑んでいました」と語り、「令和の現在に設定を置き換えた今作品を楽しんで見ていただけるよう、全スタッフ、キャストで原作に敬意を持ち作りました。ぜひご覧ください」とアピールした。

 「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」は6月9日午後10時から、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。全4話。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事