ラストマイル：「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新ら「UDIラボ」が6年ぶり再集結　塚原あゆ子監督×野木亜紀子・脚本の映画　新キャスト9人発表　

　塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」（2018年）と「MIU404」（2020年）の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノンストップサスペンス映画「ラストマイル」（2024年夏公開）に、「アンナチュラル」から三澄ミコト（石原さとみさん）ら「UDIラボ」の面々ら9人のキャストが出演することが4月12日、明らかになった。

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　物語は、流通業界最大のイベントの一つ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。誰が、何のために事件を仕掛けたのか。残りの爆弾はいくつで、今どこにあるのかなど謎が謎を呼ぶサスペンス。満島ひかりさんが、事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナ、岡田将生さんはエレナに振り回されながらも事件解決に奔走する同センターのチームマネジャーの梨本孔を演じる。

　今回出演が発表されたのは、「アンナチュラル」に登場した、死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所（UDIラボ）」所属の法医解剖医、三澄ミコト役の石原さん、同じく法医解剖医の中堂系役の井浦新さん。UDIラボ所属“三澄班”の臨床検査技師、東海林夕子を演じる市川実日子さん、“中堂班”の臨床検査技師、坂本誠を演じるお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さん、UDIラボ所長・神倉保夫役の松重豊さん。このメンバーで、連続爆破事件でUDIラボに運ばれてきた遺体から、事件の真相を解明していく。

　また、6年前はUDIラボでバイトをしており、今は東央医大の研修医となった久部六郎役の窪田正孝さん、ミコトの義母で弁護士の三澄夏代役の薬師丸ひろ子さん、遺体を運搬するフォレスト葬儀社の木林南雲役の竜星涼さん、すでに出演が発表されている大倉孝二さん演じる毛利忠治といつもコンビを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進役の吉田ウーロン太さんの4人もドラマから引き続き登場し、UDIラボのメンバーと共に爆破事件と事件の闇に埋もれた“死”の真相に向き合う。

　9人の「アンナチュラル」メンバーが、日本を震撼させる連続爆破事件とどのように関わり、解決への糸口をたぐり寄せるのか。6年前と変わらないUDIラボの個性的な面々による絶妙なやりとりや、「不自然な死」と向き合う真摯（しんし）な姿が映画でまた見られる。