猟銃:中谷美紀×ミハイル・バリシニコフ共演の舞台 ニューヨーク公演がWOWOWで6月に放送・配信

舞台「猟銃」のビジュアル=WOWOW提供
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舞台「猟銃」のビジュアル=WOWOW提供

 俳優の中谷美紀さんとバレエダンサーのミハイル・バリシニコフさんが共演した舞台「猟銃」のニューヨーク公演の模様が、WOWOWで6月に放送・配信されることになった。

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 「猟銃」は、小説家の井上靖さんが1949年に発表した短編小説が原作。アカデミー賞作曲賞に輝いた映画「レッド・バイオリン」や、国際合作映画「シルク」を手がけ、演劇にも精通したカナダ人監督、フランソワ・ジラールさんが、2011年にカナダのモントリオールで完全舞台化した。

 本作が初舞台だった中谷さんが主演を務め、カナダと日本の才能が集結した国際プロジェクトとして大きな注目を集めた。中谷さんは2011年、本作で紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。2016年には日本で再演され、多くの観客を魅了した。

 そして昨年、更なる進化を遂げた舞台「猟銃」が7年ぶりにニューヨークで再演。主演の中谷さん、演出のジラールさんに加え、世界的なバレエダンサーで、俳優としても長年活躍してきたバリシニコフさんの出演で、作品に新たな息吹が吹き込まれた。

 舞台の放送に合わせ、現地のスペシャルドキュメンタリー映像として、貴重な稽古(けいこ)場の様子や、中谷さん、バリシニコフさん、ジラールさんのインタビューも併せて放送する。

 中谷さんは「ニューヨークで、伝説のバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフさんと舞台に立つという夢のようなお話しをいただきました。1人の男が3人の女性から同時に別れの手紙を受け取り、孤独に陥るという「猟銃」の物語は、若くしてお母様を亡くされたバリシニコフさんにとって、ご自身の物語でもあったといいます。バリシニコフさんとパ・ドゥ・ドゥ(男女2人の踊り)を踊るような気持ちで3人の女性を演じる日々の記録を、ぜひご覧下さいませ」とコメントを寄せた。

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