続・続・最後から二番目の恋
第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
4月14日(月)放送分
連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)で主演を務める伊藤沙莉さん。朝ドラへの出演は、2017年度前期の「ひよっこ」以来、7年ぶりで、本作では、日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんがモデルの主人公・猪爪寅子(いのつめ・ともこ、あだ名はトラコ)を好演し、話題となっている。そんな伊藤さんは、まだまだドラマの放送は続く5月4日、節目となる30歳の誕生日を迎え、30代へと突入。今の思いを語ってもらった。
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9歳のころに子役としてデビューし、俳優キャリアは約20年。その確かな演技力で、今や共演者やスタッフ、さらには視聴者からも信頼の厚い俳優の一人となった伊藤さんだが、20代という10年はどのようなものだったのか。
伊藤さんは「20代がいちばん“スポンジな期間”だったと思っていて。いろいろなことを経験させていただきましたし、その分、多くのことを吸収できたというか。自分に何かを課すこともとても多かった気がしていて『できないと思っていたことができた』という発見もありました」と振り返る。
「ここからは、その得たもの、与えてもらったものを、こちらから与えていかないといけなくなっていくとは思っています。自分が教えてもらってきたことを、下の子たちに教えたり、決してアドバイスをする方ではないのですが、迷っている人がいたら導いてあげたりとか。30代に入ったからといって、感覚としてはそんなに変わらないけれど、それでもせっかく吸収したものは絞り出していかないとなって感じています」
「きっと今後もスタンスは変わらないと思う」と言いつつ、芽生えてきた自覚。さらに、今の思いとして「ここからもっと挑戦していきたいですし、20代でなんとなくの自分の感じはつかめたので、ここからもっと進化することができたらな、とも感じています」と語るなど、現状に満足することはないようだ。
ドラマタイトルの「虎に翼」は、中国の法家・韓非子の言葉から取られていて、「強い力を持つ者にさらに強さが加わる」という意味を持ち、「鬼に金棒」と同義語。伊藤さんにとって、その言葉から連想するのは「家族」だといい、今も昔も変わらず大きな軸になっている。
「私は、家族に褒められている限り、この仕事を続けられるし、何でもできると思っていて。いちばんのモチベーションが家族だからこそ、家族が面白がってくれないと反省はするし、アンチコメントも、ほかの誰よりも、家族に言われることがきついってこともある。だからこそ、家族が応援してくれる限りはずっと頑張れると思います」
主演を務める朝ドラが20代最後の作品で、30代最初の作品にもなった伊藤さん。そこから先の挑戦と進化にも大いに期待できそうだ。
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