光る君へ:野村麻純、さわを演じきって まひろとお別れ 「離れがたい気持ち大きい」も「本当に充実した人生」

NHK大河ドラマ「光る君へ」第18回の場面カット さわ役の野村麻純さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」第18回の場面カット さわ役の野村麻純さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第18回「岐路」が、5月5日に放送され、さわ(野村麻純さん)がまひろ(吉高さん)とお別れする姿が描かれた。野村さんはさわを演じきって「あっという間だけど、濃厚な時間でした」と話してる。

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 第12回「思いの果て」(3月24日放送)で初登場すると、出会って間もないまひろを慕い、親交を深めてきたさわ。一時は感情をこじらせ、まひろと疎遠になったこともあったが、その後、友情が復活。しかし、父親の九州赴任についていくことになり、まひろとお別れすることに……。

 野村さんは「笑ったり泣いたり、まひろさんをからかったり(笑い)。いろいろな感情の振れ幅を素直に出したので、本当に『やりきった』という感じもありますし、ずっとまひろ様と一緒にいたので、離れがたい気持ちが大きいです」と告白。

 さわの人生について「まひろ様との出会いが人生の大きな分岐点になっていて、出会っていなかったらさわは琵琶を弾くこともなかっただろうし、字を書くことも土を触るってこともなかっただろうし。本当にいろいろな初めての経験をさせてもらえて。学歴コンプレックスというか、そういう気持ちが芽生えて、追いつきたい憧れみたいな存在もできて、いろいろな感情を経験できたと思うので、本当に充実した人生だったんだろうなと思います」としみじみと語った。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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