機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:ついに“フィナーレ”舞台あいさつ 4カ月のロングラン 興収47億円の大ヒット 福田己津央監督がファンに感謝

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつの様子
1 / 1
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつの様子

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつが5月18日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催された。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開された。約4カ月のロングラン上映となり、5月18日付けで興行収入が47億円、観客動員数が280万人を突破するなど大ヒットしており、1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になっている。公開17週目の5月23日で一部映画館を除く全国規模での上映を終了することになり、アニメを手掛けた福田己津央監督は、大ヒットを受けて「皆さんの応援のおかげでここまでこれました。夢のような数字ですよ」とファンに感謝した。

あなたにオススメ

 この日は、キラ&カガリ生誕記念あいさつ、フィナーレ舞台あいさつが開催され、全国の335館の劇場でライブビューイングも実施された。キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、アスラン・ザラ役の石田彰さん、アルバート・ハインライン役の福山潤さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘さんが登壇。登壇を予定していたシン・アスカ役の鈴村健一さんは体調不良によって、登壇を見合わせることになった。

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、遺伝子を調整し、生まれながらにして優れた身体能力や頭脳を持つ人類(コーディネイター)と自然のままに生まれた人類(ナチュラル)の戦いを描いたアニメ。「機動戦士ガンダムSEED」が2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。舞台となるC.E.(コズミック・イラ)75では戦いがまだ続いており、独立運動、ブルーコスモスによる侵攻などを沈静化するべく、世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちが各地の戦闘に介入する。コンパスは、新興国・ファウンデーションからブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。

アニメ 最新記事