天穂のサクナヒメ:テレビアニメが7月6日スタート OPはいきものがかり リトグリがED

「天穂のサクナヒメ」の本予告(c)えーでるわいす/「天穂のサクナヒメ」製作委員会
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「天穂のサクナヒメ」の本予告(c)えーでるわいす/「天穂のサクナヒメ」製作委員会

 2020年に発売された和風アクションRPGが原作のテレビアニメ「天穂のサクナヒメ」が、テレビ東京系で7月6日から毎週土曜午後11時に放送されることが分かった。音楽ユニット「いきものがかり」がオープニングテーマ(OP)「晴々!」、女性ボーカルユニット「Little Glee Monster」がエンディングテーマ(ED)「ORIGAMI」を担当することも発表された。OP、EDが流れる本予告もYouTubeで公開された。

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 アニメを手掛ける吉原正行監督は「僕自身、サクナヒメのゲームを最後まで体験してみて、その王道なストーリーとサクナヒメたちの魅力あるキャラクターデザインにひかれました。ゲームはプレーヤーの行動次第で無限の楽しみ方ができるものであり、その中で描かれている情報量も膨大です。対して、アニメーションはどうしても映像として尺の制約があるので、今回はゲームの中でも、ストーリーとキャラクターに焦点を当て、深く掘り下げることを意識しました。そして、ゲームの魅力の一つでもある“米作り”にも力点を置いた映像作品になっていると思いますので、ぜひ、楽しんでいただければ幸いです」とコメント。

 シリーズ構成・脚本の花田十輝さんは「お米作りを題材としながらも、舞台は神様の国というちょっぴり不思議なファンタジーではありますが、主人公サクナヒメをはじめ、数々の魅力的なキャラクターに彩られ、楽しいお話に仕上がったと思っております。放送は夜になりますが、家族でも楽しめる作品になっていると思いますので、楽しみにしていただければ。天穂のサクナヒメ、よろしくお願いします」と話している。

 ラインプロデューサーの相馬紹二さんは「自分自身もゲーマーであり、サクナヒメには注目していた中で、アニメ化の企画書をいただいたので、驚いたと共に、サクナヒメたちをアニメーションで描ける喜びもありました。ちなみに作品制作の資料作成用に、3日で80年間米作りした結果、最強のサクナを作り上げました。これだけ多くのファンの方に愛されている作品の映像化には緊張も伴います。特にゲームでも話題となった“米作り”の描写ではプロの監修だけでなく、自分達自身でも米作りを行い、作画に挑みました。美しい四季の世界観の中で、生き生きと、懸命に生きているサクナヒメたちを楽しんでいただければと思います!」とコメントを寄せている。

 「天穂のサクナヒメ」は、稲作をテーマにした和風アクションRPG。ヒノエ島を舞台に島を支配する鬼と戦うアクションと、日本古来の米作りをイメージしたシミュレーション要素が融合したユニークな内容が人気を集め、「令和の米騒動」と話題になった。2020年に発売され、全世界累計出荷本数は150万本を突破している。「true tears」「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSがアニメを制作する。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:えーでるわいす▽監督:吉原正行▽シリーズ構成・脚本:花田十輝▽副監督:藤井康雄▽キャラクター原案:村山竜大▽キャラクターデザイン:藤嶋未央▽総作画監督:水野紗世▽美術監督:神山瑤子▽色彩設計:中野尚美▽3D監督:市川元成▽撮影監督:並木智▽編集:髙橋歩▽音響監督:明田川仁▽音楽:藤澤慶昌▽制作統括:堀川憲司▽ラインプロデューサー:相馬紹二、伊藤翔太郎▽アニメーション制作:P.A.WORKS

 ◇キャスト(敬称略)

 サクナヒメ:大空直美▽タマ爺:鳴海崇志▽ココロワヒメ:衣川里佳▽田右衛門:矢野龍太▽ミルテ:久保田ひかり▽きんた:前田聡馬▽ゆい:古賀葵▽かいまる:桃河りか▽カムヒツキ:小日向みわ▽アシグモ:各務立基

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