アンメット ある脳外科医の日記:第7話 “ミヤビ”杉咲花、記憶障害に改善が見られるものの新たな問題が(前話のネタバレあり)

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第7話の一場面=カンテレ提供
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ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第7話の一場面=カンテレ提供

 杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)の第7話が5月27日に放送される。

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 第6話は……てんかん発作で運び込まれた患者がきっかけで、ミヤビ(杉咲さん)が大迫教授(井浦新さん)から抗てんかん薬を処方されていることが分かる。大迫は、一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与に否定的なはずなのに……。

 そこに、ミヤビが重度の記憶障害を抱えることになった原因が隠されていると考えた三瓶(若葉竜也さん)が再び関東医大へ乗り込み、大迫と激しく対立した。

 第7話は……抗てんかん薬を増やしたことで、ミヤビは断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになった。本人はもちろん、森(山谷花純さん)や成増(野呂佳代さん)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーも喜ぶ。しかし唯一、三瓶(若葉竜也)だけは、記憶障害の改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れなかった。

 そんな中、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎さん)が営む居酒屋「たかみ」をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。ミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜腫(ずいまくしゅ)があり、その影響で嗅覚が落ちていたことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わるという。料理人として究極の選択を迫られた高美は……。

 一方、ミヤビは前日の記憶こそ残っているものの、その内容に間違いが多いことに気づく。ついには、治療中に患者を取り違えそうになり、恐怖で立ち尽くす。三瓶は、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が起きている可能性を示唆するが、残念ながら治療法は解明されていないという。新たな壁に悩まされながらも、高美に寄り添いたいと思うミヤビは……。

 ドラマは、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上、今日のことを明日にはすっかり忘れてしまう記憶障害の後遺症と向き合う脳外科医、川内ミヤビ(杉咲さん)が主人公。原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」で、元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。脚本は「クロサギ」(2006年ほか、TBS系)、2015年前期のNHK連続テレビ小説「まれ」などを手がけた篠崎絵里子さんが担当。主題歌はあいみょんさんの「会いに行くのに」。

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