ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」特集 杉咲花が主演 あらすじ(毎話紹介)・反響&感想(ネタバレあり)・視聴率・キャスト・関連ニュース

2024年4月15日からスタートするカンテレ・フジテレビ系“月10”(月曜午後10時)ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の特集ページ。俳優の杉咲花さんが主演を務める。あらすじ(毎話紹介)・反響&感想(ネタバレあり)・視聴率・キャスト・関連ニュースを掲載しています。

4月期“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」で主演する杉咲花さん=カンテレ提供
4月期“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」で主演する杉咲花さん=カンテレ提供

 ◇ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」のあらすじ

 ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は、2024年4月15日スタートのカンテレ・フジテレビ系“月10”(月曜午後10時)ドラマ。俳優の杉咲花さんが主演する。“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマとなる。杉咲さんはフジテレビ系連続ドラマに初主演で、自身初の医師役に挑戦する。

 「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」が原作。元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけており、作中に登場するさまざまな症例や医師らの生き様にリアリティーがあると医療従事者のみならず、各方面で評判を呼んでいる。今回のドラマ化では、原作の魅力を生かし、複雑な脳神経外科の世界と、そこに生きる人々の姿を描いていく。

 杉咲さんが演じるのは、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医の川内ミヤビ。過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまうため、医師であることをあきらめかけていたが、ある日、ミヤビの前に変わり者の脳外科医・三瓶友治(さんぺい・ともはる)が現れる。空気を読まず、強引でマイペースな三瓶の言動で、ミヤビは医師としても患者としても助けられ、導かれていく。やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が明らかになる……。

 超高齢化社会に向かう日本の脳血管疾患の患者数は約174万人といわれる。“脳”ではなく“人生”を診(み)るともいえる脳外科医が、さまざまな患者と共生し、自身も記憶障害を持つ苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、希望を見いだしていく人間ドラマとなる。ミヤビの「生きることへの意思」が見る人を勇気づけるのはもちろん、個性豊かな同僚たちや、毎回、登場する患者ら一人一人の登場人物とミヤビとの関わりが、ハートフルに時にスリリングに描かれていくのが見どころだ。また、ミヤビの“消えた2年間”に周囲で何が起こっていたのか、失われた記憶にまつわるミステリーも見どころとなる。

 若葉竜也さんと井浦新さんが出演する。若葉さんは脳外科医の三瓶友治(さんぺい・ともはる)、井浦さんは脳外科の権威で大学教授の大迫紘一(おおさこ・こういち)を演じる。2人は、事故で重い後遺症を抱える脳外科医、川内ミヤビ(杉咲さん)を助け導く役柄だ。

 若葉さんが演じる三瓶友治は、米国の大学病院から、ミヤビが働く丘陵セントラル病院に赴任。ミヤビは事故の後遺症で過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。医師として優秀だがマイペースで変わり者の三瓶は、そんなミヤビが医師の仕事をやらないことが純粋に疑問な様子で、「人手が足りないから」と手伝わせようとして周囲の反発を食らう。何を考えているか分からない男だが、その言動には説得力があり、ミヤビは戸惑いながらも医師として患者と向き合っていくことになる。

 井浦さんが演じる大迫紘一は、関東医大病院の脳外科教授。脳外科の権威でありながらそれを感じさせない柔和な人柄で人望も厚い。ミヤビとは古くからの知り合いで、ミヤビが脳外科医を目指すきっかけとなった目標であり恩人。今は主治医としてミヤビが働きやすいよう力になってくれていて、ミヤビの脳外科医復帰にも「そろそろと思っていた」と背中を押す。趣味は観葉植物の収集。教授室には緑があふれ、いつも目を細めてめでている。

 2人に支えられて、ミヤビは脳外科医として新たな一歩を踏み出していく。だが、やがてミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が明らかになっていく。ミヤビの記憶の中にある大きな秘密とは……。

 吉瀬美智子さん、千葉雄大さん、岡山天音さん、生田絵梨花が出演する。吉瀬さんは杉咲さん演じるミヤビと同じ丘陵セントラル病院の看護師長、津幡玲子(つばた・れいこ)を演じる。

 吉瀬さんが演じる津幡は、病院の医療安全室長も務めている人物で、病院内のいかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”。その徹底ぶりは周囲を恐れさせている。記憶障害を抱えるミヤビが医療行為に参加することなどもってのほかだと考えており。三瓶がミヤビを強引に医者に復帰させようとしていることに対しても、強硬に反対する。

 千葉さんは救急部長・星前宏太(ほしまえ・こうた)を演じる。救急のほか、脳外科も兼務しており、「全科で専門医レベル」の医師を目指している。いつでも明るく熱いムードメーカーで、ミヤビの脳外科医復帰も温かくサポートする。ややオレ様系で自意識も高めだが、抜けているところもあり、憎めない人物。何だかんだで周囲から頼りにされている。

 岡山さんが演じるのは、大迫が教授を務める関東医大病院の脳外科医・綾野楓(あやの・かえで)。専門は脳血管内治療(カテーテル)で、その分野では国内で最も注目される若手医師の一人。一見、物腰柔らかな好青年だが、その裏で上昇志向が強く、権力者の孫娘である麻衣(生田絵梨花さん)との政略結婚をもくろみ婚約中。言動に隙がなく、本音が見えない人物。

 生田さんは関東医大病院の脳外科秘書を務める西島麻衣(にしじま・まい)を演じる。周辺地域で絶大な影響力を持つ西島医療グループ会長の孫娘で、綾野と婚約中。自身の家柄や立場と運命を受け入れており、良くも悪くも大人な考えの持ち主で、将来有望な綾野は結婚相手として申し分ない存在。お互い、悪びれることもなく、愛のない政略結婚を推し進めている。

 ◇ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」放送はいつ?

 2024年4月15日からカンテレ・フジテレビ系“でスタート。月曜午後10時放送

 ◇ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」のキャスト

 杉咲花
 若葉竜也
 井浦新
 吉瀬美智子
 千葉雄大
 岡山天音
 生田絵梨花

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に出演する(左から)若葉竜也さん、杉咲花さん、井浦新さん=カンテレ提供
ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に出演する(左から)若葉竜也さん、杉咲花さん、井浦新さん=カンテレ提供
ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に出演する(左から)千葉雄大さん、吉瀬美智子さん、岡山天音さん、生田絵梨花さん=カンテレ提供
ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に出演する(左から)千葉雄大さん、吉瀬美智子さん、岡山天音さん、生田絵梨花さん=カンテレ提供

 ◇ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」のスタッフ

 原作・子鹿ゆずる、マンガ・大槻閑人「アンメット-ある脳外科医の日記-」(講談社)

最終更新
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