岡山天音:“婚約者”生田絵梨花と“思い人”杉咲花の間で揺れる 「アンメット」の色気漂う表情が話題 撮影の楽しみは?

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に綾野楓役で出演している岡山天音さん=カンテレ提供
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ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に綾野楓役で出演している岡山天音さん=カンテレ提供

 俳優の岡山天音さんが、杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)で将来有望な脳外科医の綾野楓(あやの・かえで)を演じている。綾野は、大学病院のクールな美人秘書で医療グループ会長の孫娘の西島麻衣(生田絵梨花さん)と愛のない政略結婚を進めているという役どころ。だが、第7話(5月27日放送)のラストで麻衣から突然別れを切り出され、その真意が分からずに困惑する、大人の色気漂う岡山さんの表情が話題を呼んだ。岡山さんが、自身に届いた反響や撮影現場の様子、今後の見どころなどについて語った。

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 ◇第8話は「綾野や麻衣の新しい側面が次々と発露」

 ドラマは、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上、今日のことを明日にはすっかり忘れてしまう記憶障害の後遺症と向き合う脳外科医、川内ミヤビ(杉咲さん)が主人公。原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」で、元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。

 これまで、麻衣という婚約者がいながら、三瓶(若葉竜也さん)がミヤビのいる病院に着任すると、かつて思いを寄せていたミヤビを気にかける素振りを見せていた綾野。一方で、大迫(井浦新さん)の従順な部下として出世街道をひた走る裏には経営難の実家「綾野病院」を救う目的があることが明らかになった。

 岡山さんの演技について、SNSでは「怪しげながらも切なそうで、色っぽさもあり」「若葉竜也さんと岡山天音さんの静かな熱量がかっこよすぎる」「天音くんのせりふなしの表情での演技、本当にすごい」と話題になった。

 岡山さんにも今作の反響が届いているようで、「いろいろな方からリアクションをいただけてありがたいです。今日も、外食していたら店員さんから声をかけていただきました」とうれしそうに語る。

 「アンメット」の魅力は「登場人物たちが確かにそこで呼吸している、その湿度まで伝わってくるような生々しさが好きです。本編は、綾野と関わりのないシーンも多いので毎話、完成品を見て衝撃を受けています」といい、現場でも「プロデューサーさんや監督さんたちとこれほどまでに対話を重ね、その都度その都度のゴールをひた向きに目指していくような現場は初めてです」と刺激を受けているようだ。

 役作りについては「綾野はさまざまな物語を抱えた複雑なキャラクターだと思うので、そういった部分がドラマの中のノイズではなく、引きの一つとして機能するよういろいろと考えました」と語る。

 物語が進むにつれ、若葉さんとのシーンも増え、「三瓶先生がいつも食べているグミがずっと気になっていたのですが、この間ついに若葉くんから分けてもらいました。僕は好きです」と明かし、このグミを食べることを楽しみに撮影を乗り切っているという。

 別れを切り出された麻衣との今後が気になるのはもちろん、第8話(6月3日放送)では、実家である綾野病院を経営する父・勲(飯田基祐さん)が事故で脳に後遺症を抱えることになり、綾野は勲が担っていた過疎地医療の現実を目にする。同話の見どころについて、「綾野や麻衣の新しい側面が次々と発露していきます。見てくださる皆様の日常に、ほのかでも彩りが加わるような回になっていればと思います」とメッセージを送った。

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