アンメット ある脳外科医の日記:第8話 “綾野”岡山天音の父が頭部負傷で“ミヤビ”杉咲花の病院に運び込まれる(前話のネタバレあり)

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第8話の一場面=カンテレ提供
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ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第8話の一場面=カンテレ提供

 杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)の第8話が6月3日に放送される。

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 第7話は……抗てんかん薬を増やしたことで、ミヤビ(杉咲さん)は断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになった。だが、記憶している内容に間違いが多いことに気づく。ついには、治療中に患者を取り違えそうになり、恐怖で立ち尽くす。三瓶(若葉竜也さん)は、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が起きている可能性を示唆するが、残念ながら治療法は解明されていないという。

 新たな壁に悩まされながらも、ミヤビは主治医として、髄膜腫(ずいまくしゅ)になり、嗅覚を失うかもしれない手術に臨む居酒屋の主人、高美武志(小市慢太郎さん)に寄り添いたいと願い……と展開した。

 第8話は……関東医科大学病院の建て替えのため、会長の西島(酒向芳さん)が綾野病院を利用するつもりだと知った孫の麻衣(生田絵梨花さん)は、“ある決意”を固め、綾野(岡山天音さん)との結婚をやめると言い出す。

 しかし、麻衣との結婚で西島グループの傘下に入らなければ、多額の借金を抱える綾野病院は確実につぶれてしまう。麻衣の真意が分からない綾野は、突然の婚約解消の理由が分からず困惑する。息子の結婚のカラクリを知った綾野の父、勲(飯田基祐さん)は、経営再建のために過疎地医療を廃止することに猛反発。綾野は必死に説得を試みるが、とりつく島もない。

 そんな中、往診に出かけた勲が、交通事故で頭部に外傷を負い、丘陵セントラル病院に運び込まれる。手術はミヤビたちの手によって無事に終わるが、勲には喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残り、しばらくの間、勲に代わって綾野が過疎地の診療所へ通うことになる。

 一方、三瓶から「僕たちは、婚約していました」と打ち明けられた記憶がよみがえったミヤビは、目の前にいる三瓶にそれが事実かどうか確かめることもできず、戸惑っていた。さらに以前、綾野と2人で美術館へ行き、そこで告白されたことも思い出し……。

 ドラマは、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上、今日のことを明日にはすっかり忘れてしまう記憶障害の後遺症と向き合う脳外科医、川内ミヤビ(杉咲さん)が主人公。原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」で、元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。脚本は「クロサギ」(2006年ほか、TBS系)、2015年前期のNHK連続テレビ小説「まれ」などを手がけた篠崎絵里子さんが担当。主題歌はあいみょんさんの「会いに行くのに」。

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