ポツンと一軒家:ログハウスに暮らすミュージシャン夫婦に密着 自給自足の生活&ライブ活動 ゲストの白石美帆が感動「こんな人生もあるんだ。心に染みました」

6月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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6月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。6月2日の放送では先週に続き、和歌山県のログハウスに暮らす、共に54歳のミュージシャン夫婦の生活に密着する。ゲストは俳優の白石美帆さんと玉田志織さん。

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 地元の人でも「めったに行くことがない」と話していた山の中にあるログハウス。夫は25歳で発症した急性白血病から回復した後に「これからは山の中で暮らしたい、その思いをかなえようって思ったんです」と、30歳でこの地に移住してきた。

 シンセサイザーで作曲を行う夫と、ボーカルの妻は高校時代のバンド仲間だったという。卒業後は別々の道を歩んでいたが、43歳のときに運命的な出会いを果たし、音楽ユニットとして活動をするように。そして再会から3年後に結婚した。「週末は呼ばれた場所へ行き、夫婦でライブ活動をしています」と語る。

 夫は普段、地元の豆腐店や平飼いの自然卵、有機野菜といった地産地消の食品の宅配業をしている。捜索隊は、夫の宅配に密着しつつ、生産者のこだわりが詰まった豆腐づくりなどを見学させてもらうことに。こうした環境もきっかけとなり、自宅でテキスタイルデザイナーとしても活動している妻は、自宅の畑で有機野菜の栽培、みそ、梅干しなども自分で作るようになったという。

 最近では田んぼも手掛けるようになり、「どんどん自給自足の生活になってきていますね」と夫は笑顔を見せる。「病気になる前は、どんなことも常にオンの状態で取り組む癖があったんですが、今はオフの時間をとにかく大事にしたいんです」。山に囲まれ、苦労も絶えない暮らしだが、そこには、夫婦で楽しむ時間を分かち合いながら、ゆったりとした時間が流れているようだった。

 スタジオで見ていた白石さんは「同じ日本に住んでいながら、こんな人生もあるんだって……心に染みました」と感動。玉田さんも「ご夫婦で協力しながら支えあって暮らしていらっしゃるのを拝見していてとても憧れましたし、すごく温かい気持ちになりました」としみじみ語る。

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