ワンピース エッグヘッド編
第1153話 時代のうねり!ルフィを導く覇王色
12月14日(日)放送分
活動12年目に突入した声優アイドルユニット「i☆Ris(アイリス)」の劇場版アニメ 「i☆Ris the Movie - Full Energy!!-」。アイドル映画は数あれど、アイドル声優ユニットの劇場版アニメというのは極めて異例だ。アニメを手掛けたのは、メンバーが声優として出演したアニメ「キラッとプリ☆チャン」などで知られる博史池畠監督だ。異色のアニメはどのように制作されたのか? 池畠監督に聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
池畠監督は、i☆Risのアニメ化という前代未聞のプロジェクトのオファーを受け「やります!」と即答したという。
「声優アイドルユニットのアニメ化なんて、聞いたことがなかったんで、ぜひやらせてください! このビッグウエーブに乗るしかないな!と即答でした。オファーした方は『不思議な企画なのですが……」とちょっと不安そうだったんです。でも、直感的に面白そうだと感じたので、僕は特に不安はありませんでした」
アニメは、i☆Risが突如、 なりたいものに何にでもなれる世界・リスリスランドに連れていかれるが、そこは“歌”がなくなった世界で、“歌”を取り戻してほしいと助けを求めることになる。「次の10年、私たちはどうなるんだろう」というi☆Risの思いが描かれ、ライブシーンも楽しめる。
アイドル映画には、ドキュメンタリーなどさまざまなものがあるが、声優アイドルが異世界に行ってしまうというアニメならではのファンジー要素がありつつ、メンバーそれぞれの個性も丁寧に描かれている。
「デビューからこれまでを記録映画的にアニメにする。あるいは、アイドルとしてのi☆Risが芸能界のちょっとドロドロした中で頑張る。さまざまなパターンが考えられますが、スタッフと話をする中で、i☆Risの5人が何か面白いことをするという温度感だったので、福田(裕子)さんに脚本をお願いしました。福田さんだったら、自由な発想でキャラクターがワチャワチャさせてくれそうでし、こういう言い方は今の時代に合わないかもしれませんが、女性からの視点も入れてほしかったので」
福田さんは、メンバー全員が声優として出演したアニメ「プリパラ」の脚本を手掛けた経験もある。福田さんはi☆Risについて調べる中で、すっかり魅了され、大ファンになっていったという。アニメにはi☆Risの小ネタが多数ちりばめられており、池畠監督らスタッフは、マネジャーに話を聞くなどリサーチして、小ネタを仕込んでいったが、福田さんのアイデアによるところも大きかったという。
「僕らも調べていたけど、途中から福田さんがi☆Risオタクになって、一番詳しくなっていました。ネタを詰め込んでくれるので、僕はそれを確認したり、取捨選択していきました。福田さんには追いつかなかったので、ありがたかったです」
ちなみに、冒頭に実写のi☆Risが出てきて、アニメの世界に行く……という幻の“実写案”もあったという。
「実写のi☆Risがけんかして、解散寸前になったところで異世界に行き、トラブルに巻き込まれ、最後に元の世界に戻って、頑張ろう!となるような流れも考えていました。異世界に行って、i☆Risが実は使命を受けた戦士で、戦うことになる……というアイデアも初期案としてありました。でも、ファンタジーのほんわかした世界で、ギャグをちりばめるというのが、福田さんが一番力を発揮できそうですし、今の形になりました」
インタビュー(2)に続く
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された権平ひつじさんのマンガが原作のテレビアニメ「夜桜さんちの大作戦」の第2期が、MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で2026年…
アニメ「マクロス」シリーズなどで知られるアニメ制作会社・サテライトの設立30周年を記念したイベント「SATELIGHT 30th Anniversary SATEFES!」が、立…
電撃文庫(KADOKAWA)の人気ライトノベルが原作のアニメ「魔法科高校の劣等生」の劇場版アニメ「魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」がBS11で2026年1月1日深夜0時に放送さ…
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で1995~2000年に連載された西条真二さんのマンガ「鉄鍋のジャン!」が2026年にテレビアニメ化されることが分かった。シリーズ累計発行部数…
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズのリバイバル上映企画「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」の第4弾「ヱヴァンゲリヲン新劇場…
2025年12月15日 23:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。