良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第24回「忘れえぬ人」が、6月16日に放送され、佐々木蔵之介さん演じる宣孝の発言が視聴者の間で話題となった。
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第23回「雪の舞うころ」(6月9日放送)のラストで、まひろ(吉高さん)に「都に戻って来い。わしの妻になれ」と“求婚”していた宣孝。第24回の冒頭では、その続きが描かれた。
「妻になれ」発言について「戯れではない」とし、「あの宋人(松下洸平さん演じる周明)と海を渡ってみたとて、忘れえぬ人からは逃げられまい」とまひろに忠告する宣孝。続けて宣孝は「とぼけても顔に出ておる。忘れえぬ人と言われて途端に心が揺らいだ。そうであろう?」とまひろの心にいる道長(柄本佑さん)の存在を指摘する。
さらに宣孝は「自分が思っている自分だけが、自分ではないぞ」と鋭い言葉を投げかけた上で、「ありのままのお前を丸ごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればお前も楽になろう」とまひろに告げた。
まひろは「忘れえぬ人がいてもよろしいのですか?」と聞き返そうものなら、宣孝は「よい」と即答。「それもお前の一部だ。丸ごと引き受けるとは、そういうことだ」と大人の包容力も見せつけた。
最後に「都で待っておる」と言い残して、越前を後にした宣孝だが、SNSでは「宣孝器がでかい」「やだ、のぶたかさま、かっこよすぎます」「このプロポーズ最高だな」などと視聴者は反応。「なんですかこの惚れずにいられない案件は!!」「『ありのままのお前を丸ごと引き受ける』そんなこと言われたらさーーー、ずるいよ!」「若造には言えないよねぇ、宣孝様すてき」と盛り上がった。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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