香西かおり:「亡くしてみないと分からないことがたくさん」 「徹子の部屋」で7年前に亡くなった母を思う

6月20日放送の「徹子の部屋」に出演した香西かおりさん=テレビ朝日提供
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6月20日放送の「徹子の部屋」に出演した香西かおりさん=テレビ朝日提供

 歌手の香西かおりさんが、6月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。7年前に85歳で亡くなった母との思い出を語った。

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 香西さんは、認知症を患っていた母の介護がきっかけで、20年ほど前から大阪で暮らしている。「何気なくテレビを見ている時とか、食事をしている時とか、母の好物だったなとか、そんなことでふと思い出します」と語った。

 母は自分で香西さんのコンサートチケットを購入していたそうで、「私が駆け出しの頃ですけど、チケットを買うために並んでいる人に『香西かおりのどこがいいですか?』とインタビューしていたみたいで(笑い)。ありがたいですね、亡くしてみないと分からないことがたくさんありますよね」と振り返った。

 現在は91歳の父と2人暮らしだが、「私の顔を見ると逃げるんです」と苦笑い。「でも、転んだり何しても、近所のみなさんが『お父さん転んだよ』とか、『どこで見かけたよ』とか、みんなで見守ってくれるので助かります。ありがたいです」と近所の人たちの支えに感謝していた。

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