鬼滅の刃 柱稽古編:炭治郎の中で生き続ける煉獄さんと家族 「心を燃やせ」に涙 玄弥の優しさも

「テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「柱稽古編」の第6話「鬼殺隊最強」が、フジテレビ系で6月16日に放送された。第6話では、竈門炭治郎が岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじま・ぎょうめい)の柱稽古に挑んだ。炭治郎が大岩を押す修業で、集中を高めるために炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)の「心を燃やせ」という言葉を思い出すシーンが描かれ、SNSでは「涙が出そうになった」「炭治郎の心の中で生き続ける煉獄さんの魂」と話題になった。

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 悲鳴嶼の稽古(けいこ)は、滝に打たれる修業、丸太3本を担ぐ修業、大岩を一町(約109メートル)先まで押して運ぶ修業の三つで、炭治郎は、最後の大岩を押す修業に苦戦していた。そんな炭治郎に、同期の不死川玄弥(しなずがわ・げんや)が集中を高めるための反復動作を教えた。反復動作は、集中を極限まで高めるためにあらかじめ決めておいた動作をするというもので、悲鳴嶼と玄弥は、念仏を唱えているという。さらに、悲鳴嶼と玄弥は反復動作を使う際、怒りや痛みの記憶を思い出すことで、心拍と体温を上昇させていた。

 炭治郎の場合は、反復動作をする上で、大切な人である家族の顔を思い浮かべ、煉獄の言葉を思い出し、集中を高めていた。煉獄の最期のシーンと共に炭治郎が「心を燃やせ」とつぶやき、こん身の力で大岩を動かす場面が描かれ、「ずっと煉獄さんが炭治郎の心を燃やし続けているのがすごい」「炭治郎の心の中で生きている家族と煉獄さん」「胸熱だった」と心を動かされたファンも多かったようだ。

 玄弥が炭治郎に優しさを見せる場面も話題になった。「お前にとって感情が強く高ぶるときって、どんなときだ?」と玄弥に聞かれ、黙ってしまった炭治郎に対し、玄弥が「なんか分かんないけど悲しいこと思い出させちゃったか。悪いな」「お前ならきっとできるよ」と気遣い、「本当に良いヤツ」「気遣いの玄弥、優しい」「丸くなった」といった声が上がった。

 「柱稽古編」は、フジテレビ系で毎週日曜午後11時15分に放送中。

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