吉高由里子:柄本佑と宇治市「光る君へ」展へ 往復書簡に「人のラブレターを出すのはだめ、恥ずかしい!」

「光る君へ 宇治 大河ドラマ展~都のたつみ 道長が築いたまち~」を見学した吉高由里子さん(右)と柄本佑さん
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「光る君へ 宇治 大河ドラマ展~都のたつみ 道長が築いたまち~」を見学した吉高由里子さん(右)と柄本佑さん

 NHK大河ドラマ光る君へ」で主人公・まひろを演じる吉高由里子さんと藤原道長を演じる柄本佑さんが6月22日、京都府宇治市で開催中の展覧会「光る君へ 宇治 大河ドラマ展~都のたつみ 道長が築いたまち~」を見学。吉高さんは展示されている往復書簡に「頑張って字も練習した。人のラブレターを出すのはだめですよ、恥ずかしい!」と“クレーム”を入れた。

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 同展では、まひろや道長が身に着けていた衣装や、第10回で2人がやりとりした手紙などから、「光る君へ」の世界を堪能できる。また、藤原道長が見たであろう宇治の姿をイラストで再現。「平安時代の宇治」をテーマにした歴史展示や、十二単の重さや平安時代の貴族が愛した香りを体験できるコーナーも併設した。

 吉高さんと柄本さんは、道長の時代の宇治の鳥瞰図を前にし、現在の宇治の平等院や紫式部像の場所を尋ねるなど、当時と現在のまちの違いに興味津々だった。

 その後の取材で吉高さんは「紫式部はここで生涯を終えていいと思えるぐらいの心地よい場所。今回のドラマによって紫式部に興味を持ってくれる人が増えると思う。まだまだ見つかっていない紫式部の新しい発見が出てくるとうれしい」とコメント。

 柄本さんは、「以前に宇治を訪れた際に見た、宇治川があり、橋があり、向かいに宇治上神社がある様子は、現世とあの世が分かれているように感じ、いかに道長が神仏に対して強い思いがあったのではと感じる。役に生かされている」と語った。

 同ドラマ展の担当者は「今回、紫式部ゆかりの地である宇治のドラマ展に吉高さんと柄本さんのお二人にお越しいただいたことは、大変うれしい。多くの方にドラマ展を見学いただいた後、実際の宇治のまちを歩き、平安時代から変わらない風景や文化を体感してもらいたい」と語った。

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