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最終話 この町を救う バカリズム脚本
3月16日(日)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の最終回(第48回)「物語の先に」が、12月15日に15分拡大で放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯11.0%、個人6.5%だったことが分かった。ラストシーンが話題となった。
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最終回では、まひろ(吉高さん)は倫子(黒木華さん)から、道長(柄本佑さん)との関係を問いただされ、2人のこれまでを打ち明ける。全てを知った倫子は驚きと共に、ある願いをまひろに託す。やがて時が経ち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する家族が亡くなる中、自らの死期を悟って最後の決断をする。まひろは道長が危篤の知らせを聞き……。
倫子から許しをもらったまひろは、道長に物語を聞かせ、1日、また1日と命を伸ばすが、やがて道長はこの世を去る。
道長の死後、まひろは年老いた乙丸(矢部太郎さん)を伴い再び旅に出るが、途中で馬を駆る双寿丸(伊藤健太郎さん)と遭遇する。
双寿丸の前で「何にも縛られずに生きたいと思って」と旅の理由を明かすまひろだったが、双寿丸から「東国で戦が始まった。これから朝廷の討伐軍に加わるのだ」と聞くと、「気を付けてね」と声をかけつつも、「道長様、嵐が来るわ」と心の中でつぶやいたあと、物語は幕を閉じた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
同作は今年1月7日にスタートし、最高視聴率は初回の世帯12.7%、個人7.5%。初回から最終回まで、全48話の期間平均視聴率は世帯10.7%、個人6.2%を記録した。
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