ギークス~警察署の変人たち~:松岡茉優が優秀だがくせ者の鑑識官に 人と無駄に仲良くなるのが苦手

ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」で西条唯を演じる松岡茉優さん(C)フジテレビ
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ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」で西条唯を演じる松岡茉優さん(C)フジテレビ

 7月4日に始まる松岡茉優さん主演の連続ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」(フジテレビ系、木曜午後10時)。ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギーク(=賢いオタク)が、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する“井戸端謎解きエンターテインメント”だ。脚本は大林利江子さんと原野吉弘さん。ここでは、松岡さん演じる西条唯(さいじょう・ゆい)を紹介する。

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 ◇記憶力に優れる鑑識官

 唯は小鳥遊(たかなし)署の鑑識官。証拠品の分析や管理を担当している。記憶力に優れ、物事の細部を即座に把握できる、高い分析能力の持ち主。

 労力を無駄に使うことが大嫌い。やるべき仕事をこなして定時に帰るなど、警察組織の古臭い体質に一線を引いている。

 人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手。マンションの隣に謎のイケメン・安達(白洲迅さん)が引っ越してきて……。

 ◇初回ストーリー

 居酒屋で小鳥遊署の女性3人が雑談している。鑑識官の西条唯、医務室の産業医、吉良ます美(田中みな実さん)と交通課の基山伊織(滝沢カレンさん)だ。そこへ、ある不思議な殺人事件を捜査している刑事の芹沢直樹(中村蒼さん)がやって来る。

 その事件は豪華な披露宴会場で起きた。新郎は元サッカー日本代表選手の柘植仁(味方良介さん)、新婦は控えめな性格の令嬢・浜辺理子(石川恋さん)。

 余興の最中、赤いひょっとこ面を付けた男が飛び出し、理子にナイフを突き付け、柘植に「今すぐ5千万円を用意しろ」と要求。柘植は金には困っていないはずだが断る。これを“ドッキリ”と考えた参列者らが男に「帰れ」コールを送ると、会場が真っ暗に。明るくなると、男は消えていた。皆が安心したのもつかの間、会場外から叫び声が! スタッフの男性がトイレで血を流して死んでいたのだ。

 芹沢は犯人の逃走経路に頭を悩ませていた。だが、居酒屋で話を聞いていた3人が井戸端会議のように捜査上の気になる点を話していると、西条がつぶやく。「(犯人は)逃げてないんじゃないですか?」。芹沢はそれにヒントを得て、急いで店を出て行き……?

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