新婚さんいらっしゃい！：老舗旅館の若旦那が女性従業員に恋をして　遠距離恋愛5年の後、旅館内でコッソリいちゃいちゃ　バレていた！？

　藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい！」（ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分）。7月7日の放送は、スタジオを飛び出し、群馬県の伊香保温泉で出張収録を行った。創業105年の老舗温泉旅館「和心の宿 大森」の若旦那と若おかみが、今回の新婚さんだ。

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　出会いは13年前、妻が高校卒業後に同旅館へ就職したのが始まりだった。当時、夫は東京で1人暮らしの大学生。帰省の際、笑顔のまぶしい妻に好感を抱く。一方、妻も、今より15～20キロもやせていた夫のことを「すごくかっこいい」と感じていた。

　2人が初めてしっかり話したのは、毎年9月に行われる「伊香保まつり」でのことだった。数百キロのみこし同士がもみあう地域の風物詩を、妻が未経験だったため、夫がおかみから「見に連れて行ってあげるように」と言われた。

　将来、若旦那になる夫を相手に、妻は粗相がないようにと大緊張。一方、男子校出身の夫は、それ以上に緊張し、お互いの友人を交えた4人での行動中、トンデモない奇行に走り、珍事件が起きる。ただ、これを機に2人は急接近し、夫はプロポーズを決意する。とあるロマンチックな場所で告白しようと考えていたが、人目もはばからず濃厚な愛を表現する「先客」がいたため、ここでは無理だと断念。

　帰路に就くも、夫は何も言えなくなってしまい、沈黙すること約3時間。そこから絞り出した言葉は、妻も戸惑うものだったが、誠意は伝わった。約5年間の遠距離恋愛を経て、2人は旅館で一緒に働くことに。しかし「みんなには内緒にしよう」と夫。知られると、妻が未来の女将さんとみられ、働きづらくなるのではと気を回してのことだった。

　そのためフロントでメモを渡し合うなど、コッソリ付き合っていた2人。夫の両親も2人の交際は当時知らなかったと言うが、フロントの様子は事務所からモニターで丸見えだだという。

　プロポーズの舞台となったのは、近くの駐車場だった。そこで毎年恒例の年越し花火を見るのが、2人の定番になっていた。この年、夫は、交際の申込時とは雲泥の差のスマートな形で求婚。しかし、その後「僕は悪くない！」と夫が主張する大事件が巻き起こる。

　出張収録の利点を生かし、2人の秘め事の現場検証を敢行する。旅館の皆さんが立ち会う中、真相は究明されるか。