特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の最新映画である「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」に出演するDAIGOさん。仮面ライダーに変身する役で「まさか46歳になって“変身”できるとは思っていなかった。芸能生活の中でのご褒美のような瞬間、生きていて良かった!」と大喜び。今作で演じる上で心掛けていたことや、気になる変身ポーズ、そして家族の反応を、DAIGOさんに聞いた。
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荒廃した未来の世界が舞台となる今作で、DAIGOさんが演じるのは、主人公・仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎(本島純政さん)の20年後の仮面ライダーガッチャードデイブレイク。
「仮面ライダーガッチャード」のテレビ本編第16話(2023年12月24日放送)でも、デイブレイクは登場し、宝太郎たちの窮地を救ったが、テレビ本編ではDAIGOさんは声のみの出演だった。今回、未来の宝太郎として躍動することになった心境を聞くと「なんと言っても“KDU”。“顔出せてうれしい”ですね!」と笑顔で語る。
「テレビには声だけの出演でしたが、それでもたくさんの反響をいただいて、やっぱりすごく愛されている作品だと思いましたし、僕も小さい頃に兄と『仮面ライダーV3』を見ていてライダーに憧れがあったので、こうやってがっつり出演できることは、うれしかったです!」
ただ台本を見て、自分の登場シーンの多さに驚いたという。
「そんなに詳しくストーリーを聞いていなかったので、正直登場シーンは少ないと思っていたんです。でも、台本を読んでめちゃくちゃガッツリ出ているな、と(笑い)。でも、光栄でした。この物語は、ある意味“未来の宝太郎の物語”でもあるなと思ったので」
DAIGOさんが語る通り、今作は、荒廃した世界で戦い続け“大きく変わってしまった”未来の宝太郎に焦点が当たる。「未来の宝太郎のバックボーンは、とにかく過酷でした。ここまでのことが起こってしまったんだっていう……。これだけ壮絶な経験をすれば、たとえ宝太郎でも変わってしまうだろうなと感じるストーリーでした」。そんな未来の宝太郎を演じる上で心掛けていたことは?
「宝太郎は元気で明るいイメージですが、未来の宝太郎は感情を出さない。大切なはずのケミーの力の借り方もだいぶ違うんです。その設定を知ったとき、これはもう“ある意味別人”だと考えました。演じるときは、淡々と必要最低限のことしか言わず、無駄が一つもないって感じを意識しました。未来の宝太郎が経験してきた20年間を、僕なりに想像して演じていました」
仮面ライダーガッチャードデイブレイクへの変身ポーズについては「それは詳しくはお話できなくて……ぜひ映画をご覧ください」と申し訳なさそうに笑う。だがヒントとして「DAIGO自身の“やり慣れているポーズ”があるのですが……それをスタッフさんが取り入れてくださったのでしっくりきました(笑い)。でも一瞬です、見逃してしまうかも」と笑った。
仮面ライダーへの出演について家族の反応は? 「妻(北川景子さん)はとにかくテンションが上がっていました!」と明かす。
「実は、今作の演出だった田崎竜太監督は、20年前に妻が出演していた『美少女戦士セーラームーン』のチーフ監督で、妻はそれを知って、とても喜んでいました。妻も大好きな監督にまさか夫婦でお世話になるとは……(笑い)。すごく縁を感じましたね」
今年3歳になる娘も「楽しみにしてくれている」とほほ笑む。
「もうすぐ4歳なのですが、仮面ライダーのことは認識していて、『仮面ライダーガッチャード』も一緒に見ています。テレビで流れた映画の告知映像を僕が見逃してしまったときも、娘が『パパ今出てたよ!』って教えてくれました(笑い)。映画も、家族で一緒に見に行こうと思っています」
最後に、今作の見どころをお願いすると「“KPM”」と語る。「“仮面ライダーで、パワー、マンタンに”! 子供たちには仮面ライダーカッコイイ!と思ってもらえる内容ですし、大人たちには忘れてしまっている気持ちを思い出させてくれるようなストーリーになっています。この作品を見て、未来を生きるパワーに変えてほしい」とアピールした。
※田崎竜太監督の崎は「たつさき」
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