海のはじまり:「思い出したくないです」 “津野”池松壮亮の表情の演技に絶賛の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「海のはじまり」第6話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「海のはじまり」第6話の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)の第6話が8月5日に放送された。津野晴明を演じる池松壮亮さんの表情の演技がSNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第6話では、津野が、生前の水季(古川琴音さん)について、夏(目黒さん)から質問されることに。津野は、海(泉谷星奈ちゃん)が3カ月くらいのときから図書館で水季が働いていたこと、妊娠中に講習を受けて司書補の資格を取ったこと、その後働きながら司書の資格も取ったことを明かした。

 水季が患った子宮頸(けい)がんについては、「検診とか受けたことなかったらしくて。まあ、そうですよね。一人で子供育てて時間とお金なくて。時間とお金ができたら子供に使うっていう生活してたら」と話した。

 病気の治療は最低限だったことを明かした津野は、「見つかったときにはできることがもうほとんど(なかった)っていうのもあるし、元気なままつらそうな姿見せずにスッていなくなるのが理想って(水季が)言っていた」と続けた。

 そんな中、夏から「実際……どうだったんですか?」と聞かれた津野。しばらく思いをめぐらせながら、涙をこらえるような様子で「思い出したくないです」と言う様子が描かれた。

 今作を手がける村瀬健プロデューサーは、自身のX(旧ツイッター)で「『思い出したくないです』 池松壮亮さんにしかできない表情。津野が抱えている言葉にできない感情のすべてが込められていたと思います。素晴らしすぎて言葉がないです」と池松さんについてコメントした。

 SNSでは、「圧巻です。津野の人柄や水季達親子との関係性やこれまでの思い、全てが見える演技でした」「『思い出したくない……』と涙をこらえ、言葉を詰まらせる津野さんの佇(たたず)まいがもう(涙)」「池松壮亮さんの静かで強い表情が凄かったです」といった声が上がっていた。

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