視聴者から募集した実際にあった怖い話を実録ドラマで紹介する「ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル」(ほん怖)が、8月17日の「土曜プレミアム」枠(土曜午後9時)で放送される。「ほん怖」は今年で放送開始から25周年を迎えるとともに、稲垣吾郎さんが「ほん怖」クラブリーダー就任20周年というダブルメモリアルイヤーを飾る放送となる。
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「ほん怖」は1999年に放送をスタートし、心霊体験に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく人々の姿を描く人気シリーズ。今回は、オムニバス形式の全5話で構成され、香取慎吾さん、森七菜さん、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、坂口憲二さん、「めるる」こと生見愛瑠さんが各話の主演を務める。
香取さんと森さんは「ほん怖」初出演にして初主演。生見さんも「ほん怖」初主演で初のホラーに挑む。坂口さんは11年ぶりの「ほん怖」主演を務め、番組史上最多3度目の主演となる。坂口さんと初共演する門脇麦さんは「ほん怖」初出演。山内さんは「ほん怖」で初のドラマ単独主演を果たす。
各ドラマのあらすじは以下の通り。
高校教師の磯村武(香取さん)は、昔から、少し先の未来が見えることがあった。未来が見えてしまうが故に突拍子もない行動が多く、生徒からは心配性の変わり者と思われ、“ミライ先生”というあだ名で呼ばれている。そんな中、磯村は最近、見える回数が増えていることが気になっていた。行きつけのスナックの店主・マリエに手相を見てもらうと、見える回数が増えているのは「必要に迫られているから」とのこと。また、磯村の行動が「本来起こるべき未来を変えてしまっているから気をつけて」と忠告される。
その帰り道、磯村が繁華街を歩いていると、若い女性が酔っ払いの男からナンパされ絡まれていた。嫌な未来が見えたため思わず止めに入った磯村だが、その場で偶然、担任クラスの生徒・美咲(豊嶋花さん)と遭遇する。その頃から、磯村は美咲に関する未来が見え始め……。
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そんな中、詩織が掃除をしていると、ある部屋から視線を感じる。その部屋は閉じられていたものの、異様な存在感を放っていた。気になった詩織は部屋を開けてみるが、そこで異常な光景を目の当たりにする。すると、そこに美菜が現れ「お姉ちゃんも、見たの?」とつぶやく……。
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すると、ドアの前に黒い人影が立っているのが見える。「酔っ払いか?」。宮内がドアを開けると、その瞬間、チャイムの音はやみ、人影もいなくなっていた。翌日、宮内は回覧板を届けようと、隣の部屋に住む向井幸代(ふせえりさん)を訪ねる。「昨夜は、チャイムがうるさかったですよね」と宮内が話しかけると、「私は何も聞こえなかったけど……」と幸代は言い、続けて「夜中は外に出ない方がいい」と忠告する。
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翌日、木下が院内を歩いていると、突然絡みつくような視線を感じる。振り返ると、ロビーの人混みの中に昨日の女が立っており、目を見開いてジッと木下を見つめている。恐怖を感じ、慌ててその場を立ち去ろうとする木下。そこに職場の部下・三島和重がやってくる。三島からここは「いわくだらけの幽霊病院」と言われ、ゾッとする木下は、話をはぐらかして会社の話題に戻すが内心は気になっていた。そしてその日の夕方、木下が病室に戻ると……。
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