ほんとにあった怖い話:25周年SP めるるが「ほん怖」初主演&ホラー初挑戦 香取慎吾、森七菜も初出演&初主演 坂口憲二は番組史上最多3度目の主演

「ほんとにあった怖い話  25周年スペシャル」の「見知らぬ同僚」で主演を務める生見愛瑠さん(C)フジテレビ
1 / 16
「ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル」の「見知らぬ同僚」で主演を務める生見愛瑠さん(C)フジテレビ

 視聴者から募集した実際にあった怖い話を実録ドラマで紹介する「ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル」(ほん怖)が、8月17日の「土曜プレミアム」枠(土曜午後9時)で放送される。「ほん怖」は今年で放送開始から25周年を迎えるとともに、稲垣吾郎さんが「ほん怖」クラブリーダー就任20周年というダブルメモリアルイヤーを飾る放送となる。

あなたにオススメ

 「ほん怖」は1999年に放送をスタートし、心霊体験に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく人々の姿を描く人気シリーズ。今回は、オムニバス形式の全5話で構成され、香取慎吾さん、森七菜さん、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、坂口憲二さん、「めるる」こと生見愛瑠さんが各話の主演を務める。

 香取さんと森さんは「ほん怖」初出演にして初主演。生見さんも「ほん怖」初主演で初のホラーに挑む。坂口さんは11年ぶりの「ほん怖」主演を務め、番組史上最多3度目の主演となる。坂口さんと初共演する門脇麦さんは「ほん怖」初出演。山内さんは「ほん怖」で初のドラマ単独主演を果たす。

 各ドラマのあらすじは以下の通り。

 ◇「視(み)える!?」(主演・香取慎吾さん)

 高校教師の磯村武(香取さん)は、昔から、少し先の未来が見えることがあった。未来が見えてしまうが故に突拍子もない行動が多く、生徒からは心配性の変わり者と思われ、“ミライ先生”というあだ名で呼ばれている。そんな中、磯村は最近、見える回数が増えていることが気になっていた。行きつけのスナックの店主・マリエに手相を見てもらうと、見える回数が増えているのは「必要に迫られているから」とのこと。また、磯村の行動が「本来起こるべき未来を変えてしまっているから気をつけて」と忠告される。

 その帰り道、磯村が繁華街を歩いていると、若い女性が酔っ払いの男からナンパされ絡まれていた。嫌な未来が見えたため思わず止めに入った磯村だが、その場で偶然、担任クラスの生徒・美咲(豊嶋花さん)と遭遇する。その頃から、磯村は美咲に関する未来が見え始め……。

 ◇「暗澹(あんたん)の部屋」(主演・森七菜さん)

 大学卒業後、キッズシッターとして働き始めた遠山詩織(森さん)は、初仕事でとある団地に派遣されることに。部屋に到着すると、藤川雪乃(山口紗弥加さん)からせわしなく業務の依頼内容を説明される。続けて、雪乃の娘・美菜(諸林めいさん)がいる部屋に案内されると、雪乃は自分の携帯番号を詩織に渡してそそくさと仕事へ出かけてしまった。美菜に声をかける詩織だったが、美菜からは「お姉ちゃんもどうせ、いなくなっちゃうんでしょ?」と意味深なことを言われてしまう。

 そんな中、詩織が掃除をしていると、ある部屋から視線を感じる。その部屋は閉じられていたものの、異様な存在感を放っていた。気になった詩織は部屋を開けてみるが、そこで異常な光景を目の当たりにする。すると、そこに美菜が現れ「お姉ちゃんも、見たの?」とつぶやく……。

 ◇「真夜中のチャイム」(主演・山内健司さん)

 ある夏の日の夕方、実演販売士の宮内志郎(山内さん)は、住み始めたばかりのアパートの一室で、包丁の実演販売の練習をしていた。夜が更け、いつの間にかうたた寝をしてしまった宮内は、チャイムの音で目が覚める。“ピンポーン…ピンポーン…”。まるで宮内のことを呼んでいるかのようにしつこく鳴り続けるチャイムにいぶかしさを感じながら、宮内は恐る恐るドアスコープをのぞき込む。

 すると、ドアの前に黒い人影が立っているのが見える。「酔っ払いか?」。宮内がドアを開けると、その瞬間、チャイムの音はやみ、人影もいなくなっていた。翌日、宮内は回覧板を届けようと、隣の部屋に住む向井幸代(ふせえりさん)を訪ねる。「昨夜は、チャイムがうるさかったですよね」と宮内が話しかけると、「私は何も聞こえなかったけど……」と幸代は言い、続けて「夜中は外に出ない方がいい」と忠告する。

 ◇「共作結界」(主演・坂口憲二さん)

 木下政志(坂口さん)は、クライアント先に向かう途中で激しい腹痛に襲われ、ある総合病院に運ばれた。命に別状はなかったものの、大事をとって検査入院することに。院内は昼間でも暗く、患者や看護師らもどことなく陰をまとっているように見え、病院全体が異様な雰囲気に包まれていた。そんな中、木下は小刻みに震える謎の女(門脇さん)と出会う。心配した木下は声をかけるが、女は木下のことをジッと見つめるだけで何も反応しない。その姿に、いぶかしげにその場を立ち去る木下。しかし、女は木下の背中を見つめながら「見つかった。あんた、見つかっちゃったよ」とつぶやくのだった。

 翌日、木下が院内を歩いていると、突然絡みつくような視線を感じる。振り返ると、ロビーの人混みの中に昨日の女が立っており、目を見開いてジッと木下を見つめている。恐怖を感じ、慌ててその場を立ち去ろうとする木下。そこに職場の部下・三島和重がやってくる。三島からここは「いわくだらけの幽霊病院」と言われ、ゾッとする木下は、話をはぐらかして会社の話題に戻すが内心は気になっていた。そしてその日の夕方、木下が病室に戻ると……。

 ◇「見知らぬ同僚」(主演・生見愛瑠さん)

 とある企業の研究所で、研究員として働き始めた吉永初音(生見さん)は、ハードな仕事や男性ばかりの職場環境になじめず、日に日に溜まっていく疲れを感じながら研究にあたっていた。ある夜、研究所の廊下の奥に白衣を着た女性を見かけた初音は、ここにも同じように頑張る女性研究員がいるのだとうれしくなり、いつか話しかけようと機会をうかがっていた。そのことを先輩の研究員に話すと、同じ時間帯に働く女性は初音だけだと告げられる。そんな中、いつものように実験をする初音だが、どこからともなく微かに「うう……ううう」という呻(うめ)き声が聞こえてきて……。

写真を見る全 16 枚

テレビ 最新記事