鶴田さやか:鶴田浩二さんの三女が父の思い出語る 誕生日には学生服で客を出迎えていた 「鶴田さん」と呼ぶと「おう」 「徹子の部屋」で

8月27日放送の「徹子の部屋」に出演した鶴田さやかさん=テレビ朝日提供
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8月27日放送の「徹子の部屋」に出演した鶴田さやかさん=テレビ朝日提供

 昭和のスターだった故・鶴田浩二さんの三女で俳優の鶴田さやかさんが、8月27日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。浩二さんは、肺がんのため1987年に62歳で亡くなった。今年は生誕100年に当たる。

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 現在63歳のさやかさんは3人姉妹の中で唯一芸能界に入った。姉たちは「パパ」と呼んでいたが、さやかさんは「鶴田さん」と呼んでいた。そう呼ぶと「おう」という返事が来たという。清元三味線方の清元斎寿さんと歌舞伎役者の尾上右近さん兄弟は甥(おい)に当たる。

 形見の学生服をスタジオで披露した。浩二さんは誕生日の12月6日には必ず着て、胸にカトレアをつけ、客を迎えていたという。「学生時代を豊かに暮らせなかったというような思いがあったんだと思うんです」とさやかさんは思いをはせていた。

 目の見えない祖母と暮らした幼少期について語る父の映像が紹介されると、「私にとっては父親というより一番の男の人なんですよね」と涙を抑え、「家庭を作って、幸せな家族ってなると、自分がいたたまれないような思いに、複雑な思いになったんだと思います。ですから、部屋に閉じこもって出てこなくなっちゃったり」と父の家での素顔を明かした。

 芝居については細かくよく見てくれ、時代劇の所作なども教えてくれたという。出演した時代劇をたまたま浩二さんが自宅で見ていたことがあり、何を言われるだろうとドキドキしたが、「ああ、もう心配がいらなくなったな」と言われ、「わあ! イエス! やった!」と喜んだことを思い返していた。

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