植田アニメ映画祭:植田益朗Pが手掛けた「バイファム」「シティーハンター」上映 神谷明、永野護のメッセージも

「植田アニメ映画祭」のポスター(中央)と「銀河漂流バイファム」「シティーハンター 愛と宿命のマグナム」のビジュアル(c)スカイフォール・ミッドランドスクエア シネマ(c)サンライズ(c)北条司/コアミックス・読売テレビ・サンライズ
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「植田アニメ映画祭」のポスター(中央)と「銀河漂流バイファム」「シティーハンター 愛と宿命のマグナム」のビジュアル(c)スカイフォール・ミッドランドスクエア シネマ(c)サンライズ(c)北条司/コアミックス・読売テレビ・サンライズ

 アニメ「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」「銀河漂流バイファム」「シティーハンター」などで知られる植田益朗プロデューサーの手掛けた作品を上映する「植田アニメ映画祭」が10月4~10日、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区)で開催されることが分かった。OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)「銀河漂流バイファム 消えた12人」やテレビアニメ「銀河漂流バイファム」の最終46話「いつまでも13人」、劇場版アニメ「シティーハンター 愛と宿命のマグナム」を上映する。

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 植田プロデューサー自身が手掛けた作品について語り、声優の鳥海勝美さん、原えりこさん、伊倉一恵さん、元読売テレビの諏訪道彦プロデューサーも登壇する。アニメーターの西位輝実さんが描いたイベント告知ポスターも公開された。

 「シティーハンター」の冴羽リョウ役の神谷明さんは「『植田アニメ映画祭』の開催おめでとうございます! 今回、植田さんが手掛けた多くの作品の中から、私の出演した『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』が選ばれているとのこと、大変光栄に存じます。さらに、作品を植田さんの解説付きで見られるなんてぜいたくな企画ですね! 残念ながら、私は会場に行くことが出来ませんが、皆さん大いに盛り上がって下さい!!」とコメント。

 「銀河漂流バイファム」にメカデザインとして参加し、マンガ「ファイブスター物語」などでも知られる永野護さんは「いや……つか……なんですか? このポスター! 内容はともかく、さすが植田益朗、近寄りがたいー! いえいえ、まだまだやりたいことがたくさんあるということの一つですね、きっと。『そのへん』には感心いたします! ええ!『そのへん』だけは! 『バイファム』は、作品もすごいですけど、TAOの音楽、当時の自分も『このグループすごいんじゃない?』とびっくりしたのを覚えてます。数年後のオルタナティブポップそのものですから。いまだにレコード持ってて、聴いてますからね。もう神田(武幸)監督も芦田(豊雄)さんもいらっしゃいませんが、このお二人に直接教えていただいた数々のことは、僕の宝です」とメッセージを寄せている。

 植田プロデューサーは「マジですかっ! 『植田アニメ映画祭』開催決定!! なんてこった!  冗談で『どまんなかアニメ映画祭』のプロデューサーに酒席にて言った言葉が現実になってしまった。それも、プロデューサー本人、ゲストとのリアル解説付き上映になるなんて! ぜいたくというか、迷惑というか。でも改めて自分の関わった作品を大画面で見てもらう機会なんてそうないよなー、ぜひお願いします!!と。タイトル選定、悩みに悩み、今年放送40周年を迎えた『銀河漂流バイファム 消えた12人』『バイファムテレビシリーズ最終話46話』そして、モッコリ映画の元祖『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』の2作品3本の上映が決まった。豪華ゲストも決まり早くも当日に向けて緊張と期待が高まる毎日です」とコメント。

 「『銀河漂流バイファム』は、自身初テレビシリーズプロデュース作品、とても愛着のある作品。『シティーハンター』は、復活アニメ映画第2弾が今年公開、実写版も好評でいまだに根強い人気を誇る作品。今回の企画を大ヒットさせ、ほかの作品も上映への復活に向け、ぜひ皆様の応援よろしくお願いいたします」と呼びかけている。

 植田プロデューサーは、1955年生まれ、東京都出身。元アニプレックス、A-1 Pictures社長。2018年にアニメなどのコンテンツの企画、プロデュース、製作を行う スカイフォールを設立する。主な担当作品は「犬夜叉」「黒執事」「青の祓魔師」「宇宙兄弟」「劇場版 空の境界」「心が叫びたがってるんだ。」など多数。

(c)スカイフォール・ミッドランドスクエア シネマ(c)サンライズ(c)北条司/コアミックス・読売テレビ・サンライズ

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