光る君へ:“初大河”渡邊圭祐が藤原頼通役で登場 父・道長に尊敬と反発、後に平等院を造営

大河ドラマ「光る君へ」で藤原頼通を演じる渡邊圭祐さん (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」で藤原頼通を演じる渡邊圭祐さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」の第34回「目覚め」が、9月8日に放送される。同回から、俳優の渡邊圭祐さんが藤原頼通役で登場する。渡邊さんは大河ドラマ初出演。

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 渡邊さん演じる藤原頼通は、道長(柄本佑さん)の嫡男。権力者の父のもと、若くして出世していく。しかし政治に興味がなく、父には尊敬と反発の複雑な思いを抱き続ける。後に宇治に平等院を造営する。

 渡邊さんは、昨年11月の出演発表の際「忠義にあふれながら、父である道長の助言すら意に介さず押し切ってしまうほどの純粋な愛情にもあふれる男性であると思っています」とコメント。

 「そのような男性を演じることに喜びと責任を感じています」といい、「父である道長の影響を良くも悪くも受けた頼通を、丁寧に1000年前の空気を目いっぱいまといながら演じられるよう努力したいと思います」と語っていた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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