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光る君へ:最終回に登場! 吉柳咲良が初の大河ドラマ 「源氏物語」の大ファン、のちに「更級日記」を記すちぐさ役

大河ドラマ「光る君へ」でちぐさ/菅原孝標の娘を演じる吉柳咲良さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の最終回(第48回)「物語の先に」が、12月15日に15分拡大で放送される。同回には、俳優の吉柳咲良さんがちぐさ/菅原孝標の娘役で登場する。吉柳さんは大河ドラマ初出演。

 吉柳さんは2004年4月22日生まれ、栃木県出身の20歳。2016年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」(ホリプロTSC)でグランプリを獲得。中学1年生の2017年に史上最年少の13歳で10代目ピーター・パンとして主演を務めて話題となった。

 また2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」でも、若手スター歌手の水城アユミ役で注目を集めた。

 「光る君へ」で演じるちぐさは、のちに「更級日記」を記す。伯母は藤原道綱の母。父の赴任先にいた子供のころより「源氏物語」に憧れる。京に戻ったのちにようやく全巻を手に入れて感動し、暗唱するまでに読み込んでいる。

 吉柳さんは「まず、18歳の時に共演させていただいた吉高由里子さん、脚本の大石静さんと、またこうしてご一緒できる機会をいただけたことがすごくうれしかったです。ちぐさは『源氏物語』という誰もが知る物語の大ファンであり、彼女もまた文才に優れた少女であること。熱い思いを語るちぐさの、愛と煌めきを思う存分に演じたいと思います」とコメントしている。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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