光る君へ:渡辺大知が“書の達人”藤原行成に 道長の良き相談役として才能発揮「人間味ある形で描けたら」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原行成を演じる渡辺大知さん (C)NHK
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原行成を演じる渡辺大知さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで3月20日に発表され、ミュージシャンで俳優の渡辺大知さんが藤原行成役で出演することが分かった。

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 渡辺さん演じる藤原行成は、道長(柄本佑さん)よりも6歳下。道長政権下で蔵人頭に抜てきされると、細やかな気遣いで実務に能力を発揮、欠かせない存在として支え続ける。文字の美しさでは右に出る者がおらず、もてはやされた。

 渡辺さんは「藤原行成は書の達人でありながら、道長の良き相談役としても才能を発揮していた人物です。そして実務に有能すぎて、なかなか出世させてもらえなかったという話を伺いました。それを聞いてしまうと不安でいっぱいになりますが、平安時代という、まだまだ明らかになっていないことの多い時代の物語に参加できることはとても楽しみです。自分なりの行成を、平安の風を想像しながら、人間味ある形で描けたらと思っております」とコメントを寄せた。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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