光る君へ:阿佐辰美が敦明親王役 道長の圧力にさらされる?「今回の脚本では真っすぐで意外と打たれ弱い」

大河ドラマ「光る君へ」で敦明親王を演じる阿佐辰美さん (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」で敦明親王を演じる阿佐辰美さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の新キャストが、ドラマの公式X(旧ツイッター)で発表され、阿佐辰美さんが敦明親王を演じることが分かった。

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 敦明親王は、三条天皇の皇子。狩りが好きで、活発な性格。のちには東宮となるはずであるが、外戚が弱く後見がいない。我が孫を東宮にと望む道長の圧力にさらされることになる。

 阿佐さんは「大河ドラマへの出演というのは、役者を志したときからの大きな夢だったので『光る君へ』に出演させていただけることが決まったときは、言葉にできないほどうれしい気持ちでいっぱいになりました」と明かす。

 「史実では、暴れん坊という印象が強い敦明親王ですが、今回の脚本では真っすぐで意外と打たれ弱いところなど、すごく人間味を感じる魅力的な人物だなと感じています。三条天皇、そして母の娍子と共に、光だけではなかった不遇の生涯をどう歩んでいくのか、一つ一つ大切に精いっぱい演じさせていただきます」と語った、

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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