光る君へ:塩野瑛久、“麗しく成長した”一条天皇役で登場 初の大河ドラマ「やっと祖父や祖母に顔向けできる」

NHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇を演じる塩野瑛久さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇を演じる塩野瑛久さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第15回「おごれる者たち」が、4月14日に放送される。同回から、塩野瑛久さんが、麗しく成長した一条天皇役で登場する。

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 塩野さんは大河ドラマ初出演。演じる一条天皇は、66代天皇。道長(柄本佑さん)の甥で、幼くして即位した。入内した道隆(井浦新さん)の長女・定子(高畑充希さん)を寵愛するが、のちに道長の長女・彰子(見上愛さん)も入内し、世継ぎをめぐる政争に巻き込まれる。

 昨年7月の出演発表の際、塩野さんは一条天皇について「『紫式部』や『清少納言』そして『安倍晴明』。誰もが知る人物たちが活躍した時代を築いた帝(みかど)の一人でありながら、人間臭さが見え隠れする魅力的な人物なのだと思わされました。真面目で思慮深く、それでいて愛情深い。そんな一条天皇を演じられることが本当に、本当にうれしいです」と語っていた。

 オーディションで一条天皇役を射止め「大河ドラマというさまざまな年代の方に愛される作品に携わることができ、やっと俳優として祖父や祖母に顔向けできる。そう思っております。誠意をもって向き合い、地に足つけて挑みたいと思います」と意気込んでいた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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