光る君へ:瀧内公美が大河ドラマ初出演 藤原道長の“もう一人の妻”源明子役「“おどろおどろしい”女」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで3月20日に発表され、女優の瀧内公美さんが源明子役で出演することが分かった。

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 瀧内さん演じる源明子は、藤原道長(柄本佑さん)のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。夫を愛するが、立場は嫡妻の倫子(黒木華さん)に及ばず、紫式部(まひろ、吉高さん)の存在にも鬱屈がたまっていく。

 瀧内さんは大河ドラマ初出演で、「大河ドラマという歴史ある長編ドラマを経験させてもらえることがうれしいです。幼少期から両親と見てきたドラマに自分が出演する日が来るなんて。お話をいただいたときはうれしくてうれしくて、早く両親に伝えたい気持ちでいっぱいになりました。きっとこの発表を見た両親が一番喜んでくれていると思います」と明かす。

 源明子については、「制作者の皆様からは、役柄のヒントは源氏物語でいう“六条御息所”と、現段階では言われております。なんというか、よく言えば奥深い、はっきり言えば“おどろおどろしい”女がやってきたなと思いました」とコメント。

 「まだ台本をいただいてないのでどうなるかは分かりませんが、年月をかけて一人の人間を演じますので、今までに感じたことのない感情の積み上がりがあるんじゃないかな、と。役とともに生きていくのが今から楽しみです。大石静さんが紡いでくださる言葉を話すことが今から楽しみでなりません。明子さんをしっかり奥深く全うしたいです」と意気込みを語った。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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