本郷奏多:「光る君へ」で“65代天皇”花山天皇に 「麒麟がくる」では“関白”近衛前久役 「楽しみながら演じたい」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」に出演が決まった本郷奏多さん
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」に出演が決まった本郷奏多さん

 俳優の本郷奏多さんが、吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」に出演することが5月23日、明らかになった。本郷さんにとって「光る君へ」は、「麒麟(きりん)がくる」(2020年)に続く、2作目の大河ドラマ。今回は花山天皇を演じる。

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 花山天皇は、65代天皇。即位後、藤原兼家(段田安則さん)の孫である懐仁が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる。

 「麒麟がくる」で近衛前久を演じた本郷さんは「初めて大河ドラマに出演させていただいた『麒麟がくる』では、関白という立場だったので、俳優として大先輩である方々から頭を下げられるシーンも多く、何とも言えない不思議さがありました。また、今回の天皇という立場は初めてなので、所作やしきたりなど勉強できたらと思います」と話す。

 花山天皇については、「変わりものである印象も受けますが、若いながらも積極的で面白いキャラクターだと感じました」といい、波瀾(はらん)万丈な人生を生きた人物であるため、さまざまな状況や立場を演じることでしょう。いろいろな表情を見せられるよう、楽しみながら演じたいと思います」と語った。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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