板谷由夏:「光る君へ」で“道隆”井浦新の妻・高階貴子役 「篤姫」以来の大河ドラマ出演に「なかなか親孝行ができたな」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で高階貴子を演じる板谷由夏さん=NHK提供
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」で高階貴子を演じる板谷由夏さん=NHK提供

 女優の吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで2月21日に発表され、女優の板谷由夏さんが高階貴子役で出演することが明らかになった。板谷さんは「篤姫」(2008年)以来の大河ドラマ出演。「今回の出演を両親が本当に喜んでくれ、なかなか親孝行ができたな、と思っています。うれしいことです」と話している。

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 貴子は、道隆(井浦新)の嫡妻で、宮仕えの経験があり、はきはきした知的な女性。道隆のあとを継ぐ息子たちと、天皇への入内が見込まれる娘の定子(さだこ)の教育に力を入れる。

 板谷さんは「高階貴子氏は才女であったと聞きました。道隆を支えながら、子どもたちにもきっと厳しく愛情深く接していたのでは?と想像しています。これから、大石(静)さんの脚本を楽しみに待ちながら、貴子さんのことを感じ、近くに引き寄せていきたいと考えていますが、実在した人物を演じるのは初めてのこと。身が引き締まる思いです」と語った。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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