光る君へ:注目集める19歳・倉沢杏菜が藤原妍子役 母は倫子、姉は彰子…「派手好きで自由奔放な人物です」

大河ドラマ「光る君へ」で藤原妍子を演じる倉沢杏菜さん (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」で藤原妍子を演じる倉沢杏菜さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第36回「待ち望まれた日」が、9月22日に放送される。同回から、倉沢杏菜さんが藤原妍子役で登場する。倉沢さんは大河ドラマ初出演。

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 倉沢さんは2005年03月18日生まれの19歳。2021~22年にかけて現在の所属事務所が開催していた役者オーディション「レプロエンタテインメント30周年企画『主役オーディション』」がきっかけで芸能界入り。4~5月にNHKの「夜ドラ」枠(総合、月~木曜10時45分)で放送された「VRおじさんの初恋」の“ツインテール女子高生”で注目を集めると、7月期は、連続ドラマ「ビリオン×スクール」(フジテレビ系、金曜午後9時)にも出演した。

 「光る君へ」で演じる藤原妍子は、藤原道長と嫡妻・倫子の次女。東宮・居貞親王(のちの三条天皇)の妃となるが、東宮がはるかに年長であることに不満を抱く。キラキラした贅沢な衣装や道具が好き。

 倉沢さんは、妍子について「派手好きで自由奔放な人物です。強く楽しく生きていそうですが、実はすごく孤独感や満たされない気持ちを抱えながら生きている方だと思いました。父である藤原道長が藤原家を繁栄させていった、いわゆる藤原家全盛期の最中で、その裏の苦悩を体現したような人物だと思います。孤独を感じたりそれを何かで埋めようとしたりする人間味あふれる姿が、人の心はいつの時代も変わらないのだなと気づかせてくれます」と印象を語っている。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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