見上愛:気鋭の22歳が大河ドラマ初出演 「光る君へ」で道長の娘・藤原彰子役に抜てき

2024年の大河ドラマ「光る君へ」に出演が決まった見上愛さん
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」に出演が決まった見上愛さん

 俳優の見上愛さんが、吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」に出演することが5月23日、明らかになった。見上さんは大河ドラマ初出演。藤原道長(柄本佑さん)の娘・藤原彰子を演じる。

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 見上さんは2000年10月26日生まれ、東京都出身の22歳。2019年のデビュー以降、ドラマ、映画、CM、ミュージックビデオと幅広く活躍している。最近は、JRA(日本中央競馬会)のテレビCMでも知られる気鋭の俳優だ。

 「光る君へ」で演じる藤原彰子は、道長の長女であり、幼いうちに一条天皇に入内し、定子(高畑充希さん)と競う立場となる。紫式部(まひろ、吉高さん)は才を見込まれ、彰子のもとに宮中女房として出仕。そんな彰子は、一条天皇にふさわしい妃になろうと努力を重ねる……という役どころだ。

 見上さんは「彰子は、可愛らしい姫のころ入内し、87歳まで生きて、政治上のゴッドマザーとも呼ばれる存在になっていった人物です。時には父親の意見にも反対し、紫式部とは師弟関係を超えて友情に近いものを築きました。優しさと誠実さを持ち合わせた、聡明な女性という印象です」と明かす。

 今回の抜てきに対して「1000年前の空気を感じながら精いっぱい演じられたら、と思います」と意気込みを語り、「大石(静)先生の紡いだ言葉を、素晴らしいキャストの皆様と交わせる日が楽しみで仕方ありません」と期待を寄せた。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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