井上咲楽:「光る君へ」で初大河 花山天皇の寵愛受けた藤原忯子役「家族にもまだ伝えていない」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原忯子を演じる井上咲楽さん(C)NHK
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原忯子を演じる井上咲楽さん(C)NHK

 吉高由里子さん主演で2024年に放送されるNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが8月31日発表され、井上咲楽さんが藤原忯子(ふじわらの・よしこ)役で出演することが分かった。井上さんの大河ドラマ出演は初めて。

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 井上さんは「オファーをいただいた際、歴史ある大河ドラマにまさか私が! と驚きを隠せなかったです。小さいころから我が家のテレビでは、日曜午後8時には当たり前のように大河ドラマがついていました。家族にもまだ伝えていないので、この発表で喜んでくれるのを楽しみにしています」と話した。

 演じる藤原忯子は、65代天皇・花山天皇(本郷奏多さん)の女御。天皇からの寵愛を受け懐妊したが、身ごもったまま17歳の若さで早世。天皇の出家のきっかけとなる。井上さんは「熾烈(しれつ)な権力争いの時代、二人の愛は思わぬところで利用されてしまいます。忯子について詳しい資料は残っていないものの、二人の時間がいかにはかなく、大切なものだったのか、大切に思って演じるよう心掛けました」とコメントした。

 「光る君へ」は平安時代が舞台で、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公。きらびやかな平安貴族の世界と、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語を描く。

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