光る君へ:上地雄輔が15年ぶりの大河ドラマ “藤原道長”柄本佑の兄・藤原道綱役 「キュートで愛される人間を作り上げていきたい」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原道綱を演じる上地雄輔さん (C)NHK
1 / 1
2024年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原道綱を演じる上地雄輔さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが公式ツイッターで7月25日に発表され、俳優の上地雄輔さんが藤原道綱役で出演することが分かった。

ウナギノボリ

 上地さん演じる藤原道綱は、藤原道長(柄本佑さん)の異腹の兄。知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の藤原兼家(段田安則さん)からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。

 上地さんは、「道綱はただの“みにくいアヒルの子”ではなく、しっかりと母親からの愛情を受けていたと思います。道綱がこの家族の中の一つのアクセントやスパイスになるといいなという思いを込めて、濃く、そしてどこかキュートで愛される人間を監督やスタッフの皆様と話し合いながら作り上げていきたいと思います」と意気込みを語った。

 「天地人」(2009年)以来、15年ぶりの大河ドラマ出演で、「自分も若手ではなくなりましたが、その中でもワクワクメラメラしたものは忘れずに取り組んでいきたいと思います。(『天地人』で演じた)小早川秀秋と似ている部分が役柄的にあるんですが、これまでの時代劇での経験を活かしながら、また違った人間臭さみたいなものを盛り込めたらと思います」と語った。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

テレビ 最新記事