光る君へ：“道綱の娘”宰相の君が登場　瀬戸さおりが大河ドラマ初出演　彰子に女房として仕える

　吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第32回「誰がために書く」が、8月25日に放送される。同回から、瀬戸さおりさんが宰相の君（藤原豊子）役で登場する。瀬戸さんは大河ドラマ初出演。

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　瀬戸さんは1989年9月19日生まれ、福岡県出身。演じる宰相の君は、藤原道綱（上地雄輔さん）の娘。藤原彰子（見上愛さん）に女房として仕える。

　第32回では、道長（柄本佑さん）の思惑通り、一条天皇（塩野瑛久さん）はまひろ（吉高さん）が書いた物語に興味を示す。

　そこで道長は、まひろに道長の娘・彰子が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを提案。狙いは、一条天皇が物語の続きを読むため、藤壺へ来ることを増やし、彰子との仲を深めるきっかけにすることだ。

　まひろは、道長の提案に戸惑うが、父・為時（岸谷五朗さん）に背中を押され……と展開する。

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。