俳優の豊川悦司さんが9月10日、東京都内で行われたAmazonの動画配信サービス「Prime Video」の配信ドラマ「『No Activity』シーズン2」の配信記念イベントに登場。豊川さんは「シーズン1はくだらなくて面白かったけど、シーズン2はくだらなすぎて面白いのかどうかわからなくなってきているぐらいのレベル」と作品の“くだらなさ”を前面に押し出しつつ、「打倒『相棒』ですから。（本作が）シーズン2までいったから、すぐ追いつきますよ！」と人気シリーズの名前を挙げ、ドラマの完成度への手応えを口にした。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　豊川さんは本シリーズについて、「正直、シーズン1のときもそうでしたけど、見てほしいような、見てほしくないような、また見てほしくないような、でも見てほしいような、出演している俳優としてはとても微妙な作品」と話し、「それぞれの役目を全うして、振り切って、まるで自分のお尻を見せながら芝居するように、恥ずかしいこともいろんなことをやりながら一生懸命やった作品です」とユーモア交じりに語った。

　劇中で豊川さんの“相棒”を務める中村倫也さんは、「前作よりさらにいろんな意味でスケールがアップし、起こっている会話の緊迫度はスケールがダウンしています」と笑いを誘い、「よくわからないですけど、とにかくくだらなすぎて面白い作品になっていると思いますので、ぜひご期待いただければ」と話した。

　最後のあいさつで豊川さんは、「タイムスリップできたらいいなって、いつも思います。こういう場でできなすぎて（自分に）ガッカリする（苦笑い）。そういうことも含めて、この番組は僕をもう一つ大人にしてくれた」と口にし、「このドラマは好きな人は本当に好きになって、何回もリピートしてくれるんじゃないかな。笑いというものの素晴らしさ、笑うということの素晴らしさに気づいてもらえると思います」と呼びかけた。

　イベントには、木村佳乃さん、清野菜名さん、白石麻衣さん、お笑いトリオ「ハナコ」の岡部大さん、清水尋也さん、脚本を手がけるお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんも出席した。

　「No Activity」は、まったく仕事をしないベテラン刑事・時田信吾（豊川さん）と、その相棒で人たらしな若手刑事・椎名遊（中村さん）のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディードラマ。シーズン2は、9月13日からPrime Videoで一挙独占配信（全6話）。