薬屋のひとりごと:累計3800万部突破 テレビアニメも人気で1年で1400万部増

「薬屋のひとりごと」の第15巻のカバー(C)日向夏/イマジカインフォス イラスト:しのとうこ
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「薬屋のひとりごと」の第15巻のカバー(C)日向夏/イマジカインフォス イラスト:しのとうこ

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんの人気ライトノベル「薬屋のひとりごと」のシリーズ累計発行部数が3800万部を突破したことが分かった。同作は、テレビアニメも人気を集めており、第1期放送開始前の2023年9月末時点の累計発行部数は約2400万部で、2023年10月の放送開始から約1カ月で2700万部を突破。2024年3月の第1期放送終了時には3300万部を超え、その後も勢いを落とすことなく、9月にシリーズ累計3800万部を突破した。テレビアニメ放送開始から約1年で約1400万部増となった。

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 「薬屋のひとりごと」は、とある大陸の華やかな後宮を舞台に、“毒見役”の少女・猫猫(マオマオ)が、美形の宦官・壬氏(ジンシ)と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていく……というストーリー。ヒーロー文庫(イマジカインフォス)で2014年に刊行をスタートし、第15巻まで発売されている。スクウェア・エニックス、小学館から刊行されているコミカライズも人気を集めている。

 テレビアニメ第1期が日本テレビ系で2023年10月~2024年3月に放送された。第2期が制作され、2025年に放送されることも発表されている。

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