かつて魔法少女と悪は敵対していた。:藤原ここあさんの未完の名作 アニメ化の挑戦 “胸がギュッとなる瞬間”を映像に

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」の一場面(C)藤原ここあ/SQUARE ENIX・まほあく製作委員会

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」の一場面(C)藤原ここあ/SQUARE ENIX・まほあく製作委員会

 テレビアニメ化された「妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)」で知られる故・藤原ここあさんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「かつて魔法少女と悪は敵対していた。(まほあく)」が、9月24日にTOKYO MXほかで放送される第12回で最終回を迎える。藤原さんの繊細で美麗な絵を再現した映像と、原作愛を感じさせるストーリー構成は、多くのファンを魅了している。藤原さんが2015年に急逝したため絶筆となった“未完の名作”をアニメ化する上で、制作陣の中には「ファンを喜ばせたい」「物語が途中で終わる寂しさを感じてほしくない」という思いがあった。アニメを手掛けた大橋明代監督に制作の裏側を聞いた。

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