スカイキャッスル:“九条”小雪の悲しき過去が判明 教育ママへの復讐 視聴者「中学時代で時が止まってるんだろうな」(ネタバレあり)

「スカイキャッスル」最終回の一場面=テレビ朝日提供
1 / 1
「スカイキャッスル」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 松下奈緒さん主演の連続ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回(第9話)が9月26日に放送され、九条(小雪さん)の悲しき過去が判明した。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、韓国でヒットした「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(2018~19年)が原作。高級住宅地スカイキャッスルで暮らすセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル、その子供たちの受験戦争を描き、見逃し配信の総再生回数は2000万回を突破(第8話までの記録、ビデオリサーチ調べ)するなど話題となった。

 最終回では、九条の身辺調査の結果が届き、かつて九条の母親が飛び降り自殺を試みて、意識不明の重体となっていたことが明らかに。当時の九条は帝都医大付属に入学し、すぐに自主退学しており、それは家庭崩壊したスカイキャッスルの冴島家と重なるものがあった。

 九条の闇を知った紗英(松下さん)は、長女・瑠璃(新井美羽さん)を守るため、決着を着けるべく九条のもとへ。そこは介護施設で、飛び降りで脳に障害を負った九条の母親もいた。

 九条は「母は勉強だけを強要し、自由な時間を与えてくれなかった」と自身の中学時代を語り、「親の理想を押しつけられた子供は夢や希望の芽を摘まれ、いつか必ずそれを嘆き悲しむ時が来るんです」と紗英に告げた。

 紗英は「それで復讐を企んだんですか」と全てを悟り「でも、なぜ教え子と親の関係まで壊そうとするの?」と問う。「まるで私が悪いことをしたみたいな言い草ですね」と笑った九条は、子供たちのために邪魔な母親を“排除”してきたと述べた。

 九条は続けて、自身の母はかつてスカイキャッスルに暮らしていたと話し「父が死んでそこに住めなくなった母は、私が成功してスカイキャッスルに戻ることを夢見ていたんです。あなたも私の母と同じです。子供にとって有害な母親です」と言い放った。

 これに紗英は「確かに私はダメな母親です。でもそうやって教え子と親の関係を壊すことでしか自分を肯定できない貴女は、もっと哀れで愚かだと思いますよ」と“逆襲”。そして、未久(田牧そらさん)の落下死亡事故にも関わっていた九条は警察に連行された。

 だが、九条は連行される間際「真人間になったつもりでいるなら大きな間違いよ。未久さんを死なせたそもそもの原因は、彼女に父親の愛を与えなかった、あなたにある。そのことをかみ締めて出口のない地獄で生きなさい」と不敵に言い残した。

 明かされた九条の過去に、SNSでは視聴者から「九条先生、中学時代で時が止まってるんだろうな」「かつての母みたいな教育ママたちに復讐を······にしては巻き込みすぎやろ」「九条先生、復讐に燃えて人の愛が全くわからない人に育った大人」「自分の間違いを正してくれる家族や友人がいるかどうかが運命の分かれ道になる展開は生き方を考えさせられるラストだった」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事