鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:R15+指定“真生版” 公開3日で興収1.5億円 9.7万人動員

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」のビジュアル(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」のビジュアル(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテークし、再ダビングした“真生版”が10月4日に公開され、3日間で興行収入が約1億5600万円を記録したことが分かった。観客動員数は約9万7700人を記録し、10月4~6日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では、3位にランクインした。

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 “真生版”は「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」となり、リテークカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれている。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はPG12(12歳未満の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)指定だったが、真生版はR15+(15歳未満は観覧禁止)指定となる。

 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月17日に公開され、興行収入が27億8000万円を突破するなどヒットし、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。

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