光る君へ:吉高由里子、撮了に感慨「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした」 「受け入れづらい」気持ちも

NHK大河ドラマ「光る君へ」主演の吉高由里子さん(左)と共演の柄本佑さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」主演の吉高由里子さん(左)と共演の柄本佑さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)が、10月25日にクランクアップしたことが分かった。同局が発表した。

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 主人公・まひろ(紫式部)役の吉高さんは「『光る君へ』を撮影していた 1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました。その『日常』というものが、明日から『思い出』という言葉に塗りかえられてしまう瞬間をいま実感し、受け入れづらいです」とコメント。

 「大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない『奇跡』がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめてきょうを迎えることができて感慨深いです。ありがとうございました」と語った。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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