1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（10月19～25日）は、趣里さんが主演する「モンスター」第2話のラストでフリフリの衣装でアイドルダンスを披露する場面の話題、22日に放送された「ドクターX～外科医・大門未知子～」特別編の最後に主演の米倉涼子さんら共演者からの追悼コメントが紹介され、話題になった。前後編で取り上げる。

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　奈緒さんと人気グループ「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さんが10月19日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催されたファッション＆音楽イベント「Rakuten GirlsAward（ガールズアワード） 2024 2024 AUTUMN／WINTER」にシークレットゲストとして、サプライズ出演。大歓声に迎えられながら、2人でランウエーを歩いた。共にガールズアワード初参加となる2人は、TBS系で放送中の連続ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」（火曜午後10時）のステージに登場。ランウエートップでは、2人で顔に拳を当てる“クズきゅん”ポーズを披露した。

　内野聖陽さんが主演を務め、大森寿美男さんが監督と脚本を担当するWOWOWのドラマ「連続ドラマW　ゴールドサンセット」（全6話）が2025年にスタートすることが21日、明らかになった。白尾悠さんの同名小説（小学館）の映像化で、心に傷を抱えた人々が、人生を見つめ直す感涙のヒューマンドラマとなる。内野さんは、古いアパートに住む謎の老人、阿久津勇を演じる。阿久津は一人で大声を上げたり、どこかおかしな振る舞いで隣の女子中学生に不審がられるが、次第にその振る舞いの理由と、過去が明らかになっていく。

　伊藤沙莉さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」の2024年9月度月間賞を受賞したことが21日、明らかになった。ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願って1963年に創設。同懇談会は「日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルに、その人生軌跡の姿を借りて現代社会の格差や構造の矛盾、不条理といった問題へとつなげた。それらの疑念を果敢に訴えた脚本・吉田恵里香の覚悟ある姿勢、そしてその想いを見事に具現化した役者たちに拍手を送りたい。生硬になることなく、真っ当な人情ドラマとして成立させたことにも敬服」と評した。

　趣里さんが型破りな弁護士役で主演する連続ドラマ「モンスター」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の第2話が10月21日に放送され、ラストに趣里さんがフリフリの衣装でアイドルダンスを披露する場面があり、話題になった。SNSでは、「アイドル趣里姐かわいすぎる」「アイドル姿の趣里はズルいな」「趣里さんの魅力全開。さすが、元祖アイドル伊藤蘭の娘」といった声や、同僚の弁護士・杉浦（SixTONESのジェシーさん）が亮子（趣里さん）に「弁護士になる前、ダンサーだったの？」と聞く場面もあり、「はい、バレエダンサーでした」「ていうか、福来スズ子でしたわ！！ってツッコミ入れた人～」とバレエ留学していた経歴や朝ドラ「ブギウギ」を思い出す声もあった。

　藤岡真威人さんがこのほど、東京都内で行われた、22日深夜スタートの主演ドラマ「ウイングマン」（テレビ東京系、火曜深夜0時半）の記者会見に登場。主人公がヒーローに憧れて変身することにちなみ、自分にとってのヒーロー的存在を聞かれた藤岡さんは「僕の中では一択。父の存在がもう確固たるものとしてヒーローです」と仮面ライダー／本郷猛役を務め、特撮界のレジェンドである父・藤岡弘、さんを挙げた。そして「ヒーローといえば父の背中がくっきり浮かび上がるくらい、ヒーローですね。きっと世界中の人たちにとってもヒーローだなって胸を張って言えます」と父への厚い敬意を語った。

　橋本環奈さん主演の2024年度後期の朝ドラ「おむすび」に出演する寺本莉緒さんがこのほど、自身のインスタグラムで金髪ギャル風の写真を公開した。寺本さんは、福岡で“伝説のギャル”として知られる米田歩（仲里依紗さん）と対立していた、元天神乙女会のギャル・大河内明日香として、22日放送の第17回で朝ドラデビューした。寺本さんは「パンチつよすぎ明日香さん」と扮装写真を投稿。ファンは「寺本さんだと全然分からなかったです。いい意味で」「なんか絶妙なバランス」などの声が寄せられた。

　高橋一生さんが、22日に放送された連続ドラマ「民王R　Inspired by 池井戸潤」（テレビ朝日系）の第1話にサプライズ出演した。高橋さんは、2015年7月期に放送された前作「民王」に出演していたが、今作への出演は発表されていなかった。9年前と同じく貝原茂平役での登場に、高橋さんは「皆さんびっくりしますかね……（笑）？　でも僕としては、先週（前作の）『民王』の最終回があったような気持ちです」と、9年間はあっという間だったとコメント。「今回も『民王』らしさは出ているので、楽しんで見ていただきたいです」とアピールした。

　10月17日に76歳で死去した西田敏行さんを追悼し、22日にテレビ朝日系でドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」の特別編が放送された。番組の最後には共演者からの追悼コメントが紹介された。西田さんは「ドクターX」で、2013年放送の第2シリーズから、主人公の大門未知子を目の敵にする蛭間重勝を熱演。12月6日公開のシリーズ完結作となる映画「劇場版ドクターX」にも出演している。主演の米倉涼子さんは「『演じるな、生きろ。歌うな、演じろ』。この西田さんの教えをしっかり自分のものにできるように、これからもずっと背中を追い続けていきます。西田さん、感謝でいっぱいです。ありがとうございました」とコメントした。