ポツンと一軒家:北海道を訪ねる2時間SP ばんえい競走馬を育てる牧場主&山の仕事を支える夫婦の絆 所ジョージも思わず「すごい! 愛だね!」

12月15日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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12月15日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系)。12月15日は2時間スペシャルとして午後7時から放送される。舞台は北海道の大自然で、捜索隊は「ばんえい競⾺」の競⾛⾺を⼿掛ける北海道の牧場主と、妻のいる自宅を離れて一人で山仕事を続ける男性の暮らしに密着する。

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 ゲストはタレントの⼭瀬まみさん、俳優の伊原六花さん。山瀬さんは「実際問題、まあ無理でしょうね。畑仕事とか⾃給⾃⾜の⽣活って私にはできません」と⾔い切る。⼀⽅、伊原さんは「めちゃくちゃ憧れているんです! モモンガとトカゲを飼っているんですが、東京では⼀緒に散歩できる場所がなくて……」と意外な⼀⾯をのぞかせながら⼤⾃然での暮らしへの憧れを語る。

 捜索隊が向かったのは北海道の東部。集落で地元の男性(67)に衛星写真の一軒家を見てもらうと、「70歳過ぎの男性が⼭仕事をしていらっしゃいますよ。でも⽇中は不在かもしれません」と教えてくれた。捜索隊が教えてもらった⼭道へと⼊ると、そこはまるでジャングルのような景⾊だ。⻑く続く森を抜け、しばらく進むと鮮やかな⻘い屋根の平屋が⾒えてきた。だが、誰もいない。捜索隊は再度、集落で話を聞いた男性の元へ戻った。

 すると、男性は共通の知り合いで牧場を営む男性に連絡を取ってくれた。捜索隊は話を聞くためにその牧場を訪問。牧場主の男性(77)によると、目的地の⼀軒家に住む男性は夜にならないと帰らないという。そこで捜索隊は牧場主の男性に話を聞くことに。男性の仕事は競⾛⾺の繁殖業だという。しかもそりをひきながら、⼒と速さを競う「ばんえい競⾺」の競⾛⾺。今は1頭を育てるのみというが、興味を惹かれた捜索隊はこの地での暮らしぶりに加えて「ばんえい競⾺」の歴史など奥深い話を聞く。

 ⾃宅で採れた野菜を使った料理まで振る舞ってもらった捜索隊は、もともと⽬指していた⼀軒家へと向かうことに。昼間とは違い夜の森は景⾊が⼀変。街灯がまったくない暗闇を越え、ようやく⼀軒家にたどり着き、帰宅した男性(78)と対面することができた。

 この地で生まれ育ち、かつては20軒以上の集落だったそうだが、今では⼭仕事を営むこの男性の家1軒だけとなった。実は、40キロほど離れた集落に⾃宅があり、そこで妻が暮らしているというが、「15、6年前から夫婦別々で暮らしているんです」という。だが、捜索隊が男性の暮らしに密着していくと、そこには深い愛でつながった夫婦の絆の物語があった。MCの所ジョージさんも思わず「すごい! 愛だね!」と感動する。

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