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名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編
12月17日(水)放送分
NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で「ひろみちお兄さん」として活躍した佐藤弘道さんと妻の久美子さんが、2月14日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年6月に「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」で下半身が麻痺し緊急入院した佐藤さんが、当時の様子や現在の心境を明かした。
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現在の体調について「腰回りの感覚が全くなくて、触られても、シャワーを浴びてても全くわからない。温度と痛みに鈍感です。あとはバランスの神経が切れてしまっているので、歩く時もバランスを取りながら歩くのでちょっと疲れます」と明かした佐藤さん。右足は「なんとか動くようになった」が、左足はうまく動かないという。
脊髄梗塞と判明し、病気について調べると、完治がない、ということを知った。「治らないんだ、というので、気持ちも完全に落ちて、生きててもしょうがないなと思って。トイレも行けずおむつという状況だった。この生活、どこまで続くんだろう……と思ったときには、さすがにきつかったです」と振り返った。
SNSを通じて病気を公表した後には、ファンから応援メッセージが届いた。同じ病気だった人からのメッセージもあったという。
「『今は海外をまわるほど元気ですよ』とか成功例を教えてもらって、自分の中で希望が見えて。あとは、家族から『生きていればいいじゃない』と言われて。それがすごく前向きになりました。その言葉は強かったです」
番組では、リハビリ中の佐藤さんをとらえた動画を公開。歩行器などを使って病棟内をずっと歩き続けた。「今まで普通に食事をしていたこと、普通に歩いていたこと、こんな小さな幸せって気がつかなかった。病気になって、勉強になりました」と話した。
「完治に近づけるような努力だけはして」と決意する佐藤さん。今後について「仕事の方は昔のようにしていきたいという夢はあるんですけど、まずはこの病気を皆さんに知っていただきたいので、それを広めていけるような啓発活動をしていきたい」と述べた。
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2025年12月18日 15:00時点
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