SixTONES京本大我:「台本を何度も噛み砕きながら向き合いました」 映画「見える子ちゃん」出演 原菜乃華の教師役(コメント全文)

映画「見える子ちゃん」に出演する京本大我さん (C)2025「見える子ちゃん」製作委員会
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映画「見える子ちゃん」に出演する京本大我さん (C)2025「見える子ちゃん」製作委員会

 人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の京本大我さんが、原菜乃華さん主演の映画「見える子ちゃん」(中村義洋監督)に出演することが3月12日、明らかになった。ある日突然、霊が見えるようになってしまった主人公の女子高生・四谷みこ(原さん)が通う高校に代理の担任として赴任してきた教師・遠野善を演じる。

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 遠野は、寡黙で優しく真面目そうな人物ながら、どこか異質な雰囲気が漂う謎めいたキャラクターで、その裏にはある“秘密”が隠されており、物語が進むにつれその真実が明らかになっていく。

 京本さんは「いろいろな背景のある難しい役どころでもあったので、自分なりに台本を何度も噛み砕きながらこの作品と向き合いました」と撮影を振り返り、「ホラーの概念をある意味壊すようなこの作品をどうぞお楽しみください」とコメントしている。

 中村監督は「本当に難しい役どころなのでどんなトーンで行くか初日にじっくり……とか思っていたらいきなりドンピシャの所に着地されるので、以降、演出した記憶がほとんどありません」と京本さんの実力に賛辞を寄せた。

 また、撮影現場で京本さんと対面した原作者の泉朝樹さんからは、「台本にしっかりと目を通されてる真面目な姿や撮影中もいろんなものを写真にとられていてなにか人と違った物の見方をされてるのかなという印象でそこに善と少し通じるものを感じました」というコメントが到着した。

 映画は、国内累計発行部数300万部を突破し、テレビアニメ化もされた泉朝樹さんのホラーコメディーマンガが原作。ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ(原さん)が選んだのは霊を「無視する」こと。もし霊たちに見えていると悟られれば、何が起こるかわからないという恐怖に怯えながら、みこはひたすら平静を装ってスルーし続ける。しかし、親友にまで霊の影が忍び寄ったとき、果たしてみこは霊を無視し続けることができるのか……というストーリー。

 京本さん、泉さん、中村監督のコメント全文は以下の通り。

 ◇京本大我さんのコメント

 遠野善を演じさせていただきました京本大我です。

 先生役は経験がありますが、いろいろな背景のある難しい役どころでもあったので、自分なりに台本を何度も噛み砕きながらこの作品と向き合いました。

 撮影期間は、的確に指示をくださる中村監督や、とても明るいキャストの皆さんに引っ張っていただきながら楽しく演じることができましたし、先日拝見しました試写も、一人のお客さんとしてとても楽しい時間を過ごすことができました。

 ホラーの概念をある意味壊すようなこの作品をどうぞお楽しみください。

 ◇泉朝樹さんのコメント

 遠野善役の京本大我さんは、撮影の合間の長い休憩の際お一人のタイミングがあり(話す機会もうないかも)と普段自分からは絶対いかないのですが見学のテンションでお声がけさせていただくと気さくに話してくださり、原作もしっかり読んでくださっているのが分かってとてもうれしかったです。台本にしっかりと目を通されてる真面目な姿や撮影中もいろんなものを写真にとられていてなにか人と違った物の見方をされてるのかなという印象でそこに善と少し通じるものを感じました。

 台本に善を描かせていただいた際描いてるとこ見られて緊張しました(笑)。また映画を最後まで見ると原作の善とは違った意味でスゴイものが見られると思うので皆さんもお楽しみに…!

 ◇中村義洋監督のコメント

 この役を京本さんが引き受けてくれた時は「本当に!?」と思った半面、「これで映画ができた」とすっかり安心してしまいました。本当に難しい役どころなのでどんなトーンで行くか初日にじっくり……とか思っていたらいきなりドンピシャの所に着地されるので、以降、演出した記憶がほとんどありません。

 印象に残っているのは、とあるロケ地で、小さい虫の大群がただ一人白い衣装の京本さんをターゲットにして顔だの服だのにまとわりついて来たこと。それでも嫌な顔一つせず、しかしガマンにも限界があって、本番中、頬をひくひく痙攣(けいれん)されていたのが本当にかわいそうでした……といった具合に、何を言ってもネタバレになってしまうので詳しくお伝えできないのが非常にもどかしいですが、敵か味方か? 京本大我! といったスタンスで、ぜひ劇場へ足をお運びいただけたらと思います。

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